こんなことやります

本学部では、畑に和綿や藍の種を撒くところから布を織り上げるまでの一連の作業を、道具づくりから行うことによって、循環型の「衣」の在り方について考えます。

 

かつて人々は、循環する畑の恵みと手しごとから衣服や暮らしに必要な布を、自分たちで作り出すことができました。そして、大切に長く使い続ける方法を知っていました。

 

しかし、現代社会では経済効率ばかりが求められ、農薬や塩害による健康被害、環境汚染、生物多様性の損失、遺伝子組換え作物の問題、不当な労働力の搾取、化学繊維が普及したことによる健康被害、過剰な広告戦略による大量消費など、衣服にまつわる問題が顕在化しています。

 

この「衣」をめぐる現実を踏まえ、手作業での布づくりを通じて循環型の「衣」について考えます。土に向かい、種まきから布を織り上げるまでを経験することで、手作業でのしごとやそこから生み出された布の尊さや「衣」が本来どのような存在なのか、考えられるはずです。また、染め直す、裂き織りにするなど、長く布を使い継ぐ技も学びましょう。

参加される方々の希望や方向性も伺いながら、まずは手を動かすことをモットーに、楽しく進めていきます。

体験できること

  • 種まきからの和綿づくり
  • 種まきからの草木染め
  • 綿の収穫、糸紡ぎから、一枚の布を織り上げるまで
  • 紡ぐ道具、織る道具の製作

こんなかたにおススメです

  • 木綿の布づくりを、棉の栽培から知りたい方
  • 衣類の大量消費に疑問をもち、思考を実践で体感したい方
  • 衣服づくりに関する生業を考えている方
  • 一度つちからきものを受講された方(リピーターの方も楽しめる内容です)

2019年度 カリキュラム

3月16日(土)

作業内容: 播種

4月14日(日)& 4月21日(日)

作業内容: 圃場整備、畔(あぜ)修復、米ぬか散布、田起こし、代かき

5月5日(日)

作業内容: 田植え

5月26日(日)

作業内容: 草取り①、補植、苗箱洗い

6月9日(日)

作業内容: 草取り②、苗箱洗い

7月7日(日)

作業内容: 草取り③、畦(あぜ)草刈り

7月7日(日)

作業内容: 草取り③、畦(あぜ)草刈り

8月31日(土)

作業内容: 竹の切り出し

※時間帯は10:00~17:00(予定)です。原則として10:00~11:00は田んぼでの作業指導で
す。お弁当持参でお願い致します。

講師

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久本 秀蔵(ひさもと しゅうぞう)

1972年生まれ千葉県佐倉市出身、在住

東京芸術大学 大学院美術研究科油画専攻修了

Atelier Tierra Azul こども造形教室主宰

美術家

幼児から高校生までが通う造形教室と都内のアートスクールで講師をする傍ら、自給自足を目指し4年前より無農薬無肥料の米作りと和綿の栽培を始める。栽培にとどまらず収穫物の加工に使う道具も自作している。

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濱口 さえこ(はまぐち さえこ)

東京都国分寺市出身、千葉県千葉市在住
立教大学文学部日本文学科卒 卒論は宮澤賢治

染織家

染め、織り、紡ぎのアトリエatelier puut 主宰

植物関連の出版社勤務などを経て、草木の力を借り、草木染め、裂き織りを軸に、古きよき手しごとを伝えられるものづくりをめざしている。

学部の様子

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学部担当

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NPO法人地球のしごと大學

高浜 奈子 (たかはま ななこ)