地球のしごとゼミはこんなところです

「地球のしごとゼミ」は、2014年度から2022年度まで開催されていた「地球のしごと教養学部(受講生約150名)」がリニューアルされたものになります。

「地球のしごとゼミ」では、思想哲学、水資源、まちづくり、システム、医療福祉、山林、水産、交通インフラ、教育、民藝工芸、飲食商店、農、狩猟、住まい、衣服、エネルギー、祭り、芸能、教育、観光、働き方など多様な分野の「地球にとっても、よいしごと」について、フィールドワークやオンラインセミナーを通して、様々な人、地域、組織から学び、探求し、行動のためのヒントを得ることができます。

フィールドワークもオンラインセミナーも単発での参加が可能です。もちろん、通年で参加できる方は通年で参加いただき、是非一緒に学びを深めていきましょう。

地球のしごとゼミは、無料のコンテンツがあふれるこの時代に、本気で学び続ける人たちにコンテンツとコミュニティをご提供していきます。

参加者募集中のコンテンツ一覧

日時:
10月9日 (月・祝)16:00 〜 18:30

ゲスト講師:
①山本 竜隆(朝霧高原診療所 院長)

②北垣 佑一(Community Nurse Company株式会社 事業企画)

コンテンツタイトル:
オンラインセミナー#2〜医療、福祉〜「過疎地医療福祉の理想の姿を考える。農山漁村だからこそ達成できるウェルビーイングとは?」

場所:
オンライン(Zoom)

テーマ:
医療福祉

運営担当者:
高浜大介・田中新吾

日時:
11月11日(土)〜11月13日(月)

ゲスト講師:
①ユース出雲(コミュニティナースカンパニー) ②松場忠(株式会社石見銀山群言堂グループ代表)

コンテンツタイトル:
フィールドワーク#3〜コミュニティナース、サステナブルツーリズム、地域づくり、ものづくり〜

場所:
島根県江津市・島根県大田市大森町

テーマ:
コミュニティナーシング、ものづくり、地域づくり、サステナブルツーリズム

運営担当者:
田中新吾

  • 各コンテンツへの参加方法、参加費の決済については下記にある「地球のしごとゼミの詳細」をご覧ください。

今後募集を予定しているコンテンツ一覧

日時:
2024年3月X日 ※調整中

ゲスト講師:
※調整中

コンテンツタイトル:
修了報告会

場所:
リアル&オンライン(Zoom)

テーマ:
内省、自己理解、言語化、アクション策定

運営担当者:
高浜大介・田中新吾・田沼郁恵・佐々木亮

  • 調整中の箇所は準備が整い次第ご紹介いたします。お楽しみにお待ちください。

今期終了したコンテンツ一覧

日時:
6月25日(日)15:00〜17:30

ゲスト講師:
①内山節(哲学者)②向谷地生良(浦河べてるの家 理事)

コンテンツタイトル:

オンラインセミナー#1
〜共同体、コミュニティ、多様性〜
日本的共同体は多様な個性を受け入れられないのか?新しい共同体・コミュニティについて探求しよう

場所:
オンライン(Zoom)

テーマ:
共同体・コミュニティ

運営担当者:
高浜大介・佐々木亮

日時:
7月15日(日)〜7月17日(月)

ゲスト講師:
①平野彰秀(NPO法人地域再生機構 副理事長)②平野馨生里(石徹白洋品店 店主)

コンテンツタイトル:

フィールドワーク#1 in 岐阜
〜エネルギー、衣服、祭り、芸能、サステナブルツーリズム〜

場所:
岐阜県郡上市・岐阜県飛騨市

テーマ:
エネルギー、衣服、祭り、芸能、サステナブルツーリズム、地域づくり

運営担当者:
湯本涼子・稲田あや

日時:
9月10日(日)〜9月11日(月)

ゲスト講師:
①井筒耕平(sonraku 厚真バイオマス発電所 代表)②浦河べてるの家

コンテンツタイトル:
フィールドワーク#2 in 北海道〜エネルギー、多様性、共同体〜

場所:
北海道厚真町・北海道浦川町

テーマ:
エネルギー、多様性、共同体

運営担当者:
佐々木亮、田中新吾

ゲスト講師のご紹介

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内山 節(うちやま たかし)

哲学者

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(2015年定年にて退任)。特定非営利活動法人森づくりフォーラム代表理事。1950年、東京生まれ。1970年代から東京と群馬県上野村の二地域を往復する生活を営み、自ら畑を耕し、里山に囲まれた農村の暮らしを通して、自然と労働の思想を問い続ける実践的な哲学者として知られている。自然論・労働論・共同体論などを専門とし、立教大学大学院教授、東京大学講師などを歴任。東北農家の会、九州農家の会などでも講師を務める。主な著書に「ローカリズム原論」「文明の災禍」「共同体基礎理論」「清浄なる精神」「里という思想」「自然と労働」「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」などがある。6月25日(日)オンラインセミナー#1のゲスト講師。

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向谷地 生良(むかいやち いくよし)

ソーシャルワーカー(メンタル・ヘルス分野)

青森県十和田市出身。北星学園大学文学部社会福祉学科を卒業後、1978年4月より北海道日高にある浦河赤十字病院医療社会事業部に精神科専属のソーシャルワーカーとして勤務。1979年4月より、町の古い教会堂(浦河教会‐後のべてるの家)を、拠点として精神障害を持つメンバーと共に、当事者の交流活動と共に共同生活(3年間)を開始。1983年10月に日高昆布の袋詰めの下請けを開始、1984年4月に「浦河べてるの家」が発足。精神障害体験者の地域貢献、社会進出を旗印に「商売」として日高昆布の産地直送、紙おむつの宅配に挑戦。1993年6月には、べてるのメンバーの他、全国の出資者を得て有限会社福祉ショップべてるを設立。その後、本格的に福祉関連事業に進出、その他、出版事業、教育研修事業、メンテナンス、配送、赤十字病院の給食関連業務の請負、地域の企業とのタイアップ事業などに総勢100名をこえる当事者が関わる規模に成長。2001年に「当事者研究」を創案し、メンバーの自助、スタッフの相談支援に取り入れる。2002年、全国ではじめて当事者が理事長・施設長に就任し、社会福祉法人を設立、地域福祉の担い手として、小規模授産施設、グループホームを運営、地域にも活動拠点を確保し地域と一体となった事業を展開中。2003年4月より、北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科(精神保健福祉士養成コース)で教鞭をとりながら、べてるの家と浦河赤十字病院他、全国各地をメンバーとともに「当事者研究」の普及をめざして飛び回る毎日を過ごし、2011年9月には、当事者研究をテーマにした韓国での招待講演を行う。1997年北海道精神保健功労賞受賞。べてるの家は1999年度日本精神神経学会第1回医療奨励賞、2000年度若月賞(川村敏明医師)、2003年毎日福祉賞及び保健文化賞、2005年札幌弁護士会人権賞を受賞。6月25日(日)オンラインセミナー#1のゲスト講師。9月北海道FWの受け入れ。

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平野 彰秀(ひらの あきひで)

NPO法人地域再生機構 副理事長

1975年、岐阜市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。外資系経営コンサルティング会社等を経て、32歳で岐阜市にUターン。2011年9月、人口270人の集落、岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)に移住。集落ほぼ全世帯の出資による小水力発電事業を立ち上げた。その模様は、映画「おだやかな革命」にも取り上げられた。NPO法人地域再生機構副理事長、石徹白農業用水農業協同組合参事、石徹白洋品店株式会社取締役ほか。7月15日岐阜FWのゲスト講師。

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平野 馨生里(ひらの かおり)

石徹白洋品店 店主

1981年岐阜市生まれ・育ち。慶応義塾大学総合政策学部卒。学生時代にカンボジアで伝統織物を復刻するNPO(IKTT)にてフィールドワーク。地域に根差した伝統文化の重要性を学ぶ。現在、石徹白で、地域に残る野良着などを復刻した商品開発を展開。一方で、地元のお年寄りにお話を聞き「聞き書き集」を発行するなどの活動も行っている。7月15日岐阜FWのゲスト講師。

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井筒 耕平(いづつ こうへい)

(株)あんぐらエナジー取締役、(株)sonraku代表取締役、士別サムライブレイズ球団副代表

​1975年愛知県生まれ。北海道岩見沢市在住。博士(環境学)。木質バイオマスエネルギー分野を基軸に、分野を超える新しい事業創造を目指しており、スポーツ、林業、福祉、観光など掛け合わせたプロジェクトづくりを仕込む毎日。現在は、CLT​の土木利用​に関する新規事業立ち上げ、バイオマスCHP事業の開発、野球独立リーグなどに携わっている。共著に「エネルギーの世界を変える。22人の仕事(学芸出版社)」「持続可能な生き方をデザインしよう(明石書店)」などがある。9月北海道FWのゲスト講師。

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松場 忠(まつば ただし)

株式会社石見銀山群言堂グループ 代表、株式会社石見銀山生活文化研究所 取締役、株式会社石見銀山生活観光研究所 代表取締役

1984年生まれ、佐賀県出身。文化服装学院シューズデザイン科を卒業後、靴メーカーで靴職人として働く。その後、結婚を機に、現在の会社(株)石見銀山生活文化研究所で働き始め、群言堂の飲食店事業を担当する。2012年に大森町に移住し、広報、販促、企画、営業など社内のほとんどの部署を経験する。またオンラインストアの運営にも携わり、サイトリニューアルなども手掛ける。新会社を設立し石見銀山の観光事業も手掛けている。2019年より株式会社石見銀山生活観光研究所代表取締役。2022年から株式会社石見銀山群言堂グループ代表。11月島根FW、12月オンラインセミナーのゲスト講師を予定。

  • この他のゲスト講師は現在鋭意調整中です。準備が整い次第掲載いたしますのでお楽しみにお待ちください。

地球のしごとゼミの詳細

特徴

多様な分野の「地球にとっても、よいしごと」について、フィールドワークやオンラインセミナーを通して、様々な人、地域、組織から学び、探求し、行動のためのヒントを得ることができます。

コンテンツ

「オンラインセミナー」または「フィールドワーク」のイベントが年間でそれぞれ4回程度企画されます。

ゼミへの参加方法・係る費用

地球のしごとゼミで企画されるコンテンツへの参加方法・係る費用は以下の二つ通りございます。

■コミュニティメンバーになって参加する場合

①コミュニティ月会費980円(税込)

②コンテンツ参加費

・オンラインセミナー 1,650円(税込)/人

・フィールドワーク 2泊3日の場合27,500円(税込)/人

■コミュニティメンバーにならずに参加する場合

①コンテンツ参加費

・オンラインセミナー 3,300円(税込)/人

・フィールドワーク 2泊3日の場合33,000円(税込)/人

※オンラインセミナーは土日のどちらかで開催。フィールドワークは基本的に「2泊3日」で、旅費交通費・アクテビティなどはこれまで通り参加者実費でのご負担になります。(集合場所までは各自、集合場所からの移動は基本的にレンタカー乗り合い)

※フィールドワークに、コミュニティメンバーのご家族の同伴参加を希望される場合は「家族割(大人3日間参加16,500円など)」が適応されます。詳細は事務局までご相談ください。

学び方

①課題:オンラインセミナー、フィールドワークに参加するにあたり予めインプットしていただきたい課題書籍や課題動画を用意しています。

②予習会:オンラインで集まり、課題書籍や課題動画をふまえてゲスト講師に聞いてみたいことやコンテンツへの参加を通して考えたい問いを共有したりします。

③当日:オンラインセミナーはおおよそ半日、フィールドワークは基本的に土日を組み合わせた2泊3日のイベントになります。ゲスト講師と地域で触れる事物とたくさん対話をしていただきます。

④振り返り会:終了後、別日でオンライン上に任意の参加者で集まり、感想共有やゲスト講師へのフィードバックを取りまとめ、ご自身の言語化のための整理も行っていただきます。

⑤アウトプット:学んだこと、これから学びをふまえてどうするか、などをレポート形式などでアウトプットしていただきます。

募集締め切り

  • フィールドワーク#2 in 北海道 8/10(木)
  • オンラインセミナー#2 10/9(月・祝)12:00
  • フィールドワーク#3  10/10(月・祝)23:00

コンテンツ毎に締め切りが異なりますのでご注意ください。

※地球のしごと大學のSNSで随時情報の発信を行なっているので是非フォローください。

参加のお申し込み・参加費の決済について

  • コミュニティメンバーになって参加される場合はコミュニティへの事前登録からお願い致します。その後、個別に決済に関してのご案内を致します。決済は「クレジットカード」になります。
  • コミュニティメンバーにならずに参加される場合はコンテンツ毎にお申し込みをお願いいたします。決済方法は「クレジットカード」または「銀行振込み」をお選びいただけます。銀行振込をご希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。

オンライン説明会

以下の日時で地球のしごとゼミ・コミュニティに関する説明会をオンラインで行います。

  • 2023年7月21日(金)20:00 〜 21:00
  • 2023年7月26日(水)20:00 〜 21:00
  • 2023年7月30日(日)14:00 〜 15:00
  • 2023年8月3日(木)20:00 〜 21:00
  • 2023年8月9日(水)20:00 〜 21:00

参加を希望される方は「オンライン説明会申込みフォーム」から申し込みをお願いします。参加者が1名だとしても説明会は実施いたします。皆様からの質問や疑問に対してもなるべく丁寧にお応えいたしますのでお気軽にご参加ください。

お問い合わせ

地球のしごとゼミに関するお問い合わせはこちらからお願い致します。

  • 各コンテンツの詳細は、こちらからご確認いただけます。
  • 各フィールドワーク、オンラインセミナーには書籍などの推奨予習書籍・事前課題があります。
  • 各フィールドワークが行われる2日前〜3日前に、オンラインで予習会を一時間〜二時間ほど実施いたします。参加は任意で、予習会の日程も公開中のイベントページに記載があります。
  • オンラインセミナーや予習会はビデオ会議システムZoomを用いて行います。
  • 企画内容、テーマは予告なく変更になる場合があります。
  • オンラインセミナーを欠席した場合は、見逃し配信サービス(一週間の限定公開動画の提供)があります。
  • フィールドワークはスタッフが立てた旅程にご参加いただきます。参加される皆さんは各自集合場所まできていただきます(詳しくは説明会などでご説明いたします)。
  • フィールドワークは社会情勢により中止する場合があります。その場合はオンラインで代替の講座を用意します。
  • 参加費には、フィールドワークにかかる旅費・宿泊費・食費・遠征における保険・アクティビティ参加(サイクリングなど)の費用は含まれません。参加者実費にて別途ご負担いただきます。
  • 最低催行人数に満たない場合は、フィールドワークもオンラインセミナーも開催できないことがございます。その場合はご返金させて頂きますので、ご了承ください。
  • 開催確定後は原則として返金等の対応は行っておりません。

地球のしごと大學コミュニティについて

現在50名(2023年8月末時点)ほどのメンバーがいる有料のクローズドコミュニティ(月額980円)です。

建築士、航空サービス、鞄職人、地域づくり会社、カスターサクセス、ITエンジニア、自給自足活動家、環境活動家、大学生など、幅広い方々にご参加いただいています。

コミュニティのメンバーになっていただくと、地球のしごとゼミで企画されるコンテンツに「ゼミ生価格(オンラインセミナー1,650円/人、フィールドワーク27,500円/人)」で参加することができます。

この他に以下のような特典があります。

  • コミュニティメンバー限定のイベント(ツキイチ、クルマザなど)への無料参加
  • グループ参加、イベント作成(例えば、●●部というグループを作って自由にイベント企画をするなどができます)
  • レポート&タイムライン機能の活用(ブログを自由に書いたり、価値観の近い同士で作られる鍵付きのSNSを持つイメージです。レポートの参考はこちら
  • 地球のしごと大學代表によるコミュニティ限定レポートの受信
  • コミュニティメンバーとのネットワーク構築 など

「ツキイチ」というイベントでは、「新メンバーを迎える自己紹介企画」「学びに繋がる動画視聴と意見交換」「メンバーによるワークショップ」などが開催されてきました。対話とファシリテーションの練習を行う目的の「クルマザ」では「生成系AI」や「自己理解」などさまざまな問いを立て、対話とファシリテーションの練習をしています。この他にも「エンガワ」という、メンバー同士の雑談を外部に発信する活動も行っており、メンバーになっていただくとこちらにも自由に参加いただけます。

コミュニティについては地球のしごと大學公式noteも参考にしてください。

*大学生の方限定で「コミュニティインターン」も募集しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。

参加者の声(地球のしごとゼミ以前)

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大房さん(東京→沖縄)

講座を通じてお会いした講師の方々や、一緒に受講する仲間のみなさんは、いつも知らない世界への扉を拓いてくださいました。「新しい学びの場」として...

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青木さん(東京⇄島根)

埼玉県熊谷市出身 2018年12月 家族(奥様、子ども二人)と奥様の実家のある島根県出雲市へ移住 青木さんはIターン、奥様はUターン 現在は奥様の実家の庭に建てた家にお住まい...

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内田さん(東京→徳島)

地球のしごと大學を受講するに至ったきっかけは、悪くはないけど何か腑に落ちない働き方や暮らしぶり、思考停止してしまいそうな日々に常々悶々とした言葉にできない疑問を解消したい...