【第四回:9/8(日)12:30~15:50】NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー山本 幹彦さんによる「地域に根ざした環境教育、体験から学ぶとは」
地域教育魅力化学部、第四回目講義は、NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー山本 幹彦さんによる「地域に根ざした環境教育、体験から学ぶとは」です。地域に根差した環境教育を考えることは、自然保護や教育などの独立した観点ではなく、あたらしい時代へ向けた地域のコミュニティーや文化を、身近にある自然を通して形作ること、そのメソッドを山本さんから学びます。
またスウェーデンで生まれた「野外で算数」のテキストを使った野外で授業のワークショップを予定しています。野外で授業の具体的な活動の紹介と体験学習の手法を上手く使った学びの進め方と学びの場の作り方を実際の活動を通して学びます。
概要
時間場所①
「地域に根ざした環境教育、体験から学ぶとは」
会場: Ohana kids 施設内ルーム(東急世田谷線、松陰神社前駅から徒歩3分)
・12:30~13:30(1時間講義)
・13:30~14:00(質問など)
終了後20分ほど休憩、②へ移動
時間場所②
参加費
講演会1,000円(税込)※当日会場でお支払いください。
お申込み
こちらのフォーマットからお申し込みください。
受講に関するご質問などお問い合わせは「yyusuke.iishii@gmail.com」担当石井まで。
申し込み多数の場合は、先着順で受講者さまを確定させていきます。
【第三回:8/25(日)15:00~17:00 市場達朗先生(大空小学校二代目校長、現南港桜小学校校長)と考える 障害のある人も、障害のない人もともに学ぶインクルーシブ教育、そして地域でつくる学校教育】
地域教育魅力化学部、第三回目講義は、市場達朗先生(大阪市立南港桜小学校校長)による「障害のある人も、障害のない人もともに学ぶインクルーシブ教育、そして地域でつくる学校教育」です。
全ての子供に居場所がある学校作りを目指す大阪市南住吉大空小学校。大空小学校の取組みを通じて、子供たちひとりひとりが多様であることを前提に、また障害の有無に関わりなく、共に学ぶインクルーシブ教育と、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、地域でつくる学校教育を考えていきたいと思います。
2015年より木村泰子初代校長のバトンを引き継ぎ、二代目校長に就任した市場達朗校長先生(現在は大阪市南港桜小学校校長)による、大空小学校と南港桜小学校での取組みと課題、そしてこれからの学校教育を、市場校長先生が実践してきたことをありのままにお話しいただきます!市場校長先生のお話を聞く機会は貴重だと思いますので、ぜひご参加ください。
また今回は、わたしたちNPO法人地球のしごと大學と世田谷区の東京リハビリテーションセンター世田谷のわくわくのわ会との共同開催です。どんな子供も地域で一緒に育ち、生きていける時代が来るよ!と言うことを沢山の方に知っていただきたいという同じ思いで、共同開催に至りました。また当日「みんなの学校」無料上映会を2回行いますので、ぜひ上映会に参加して、講演会にご参加ください!
概要
日時
8/25(日)
第1回目無料上映会:10:00〜12:00
第2回目無料上映会:12:30〜14:30
市場校長先生講演会:15:00〜17:00
※講演会参加費1,000円※当日会場でお支払いください。
場所
参加費
講演会1,000円(税込)※当日会場でお支払いください。
開催概要HP
主催
お申込み
こちらのフォーマットからお申し込みください。
受講に関するご質問などお問い合わせは「yyusuke.iishii@gmail.com」担当石井まで。
申し込み多数の場合は、先着順で受講者さまを確定させていきます。
この学部ではこんなことやります
域教育魅力化学部では、「地域学校教育の現状」を学び、またひとりひとりを尊重しながら、自律と共生を学ぶ「イエナプラン教育」や障害者なども含めた「フルインクルーシブ教育」、また地域に根ざした「環境教育」、「体験から学ぶこと」を学びます。
また講義では、各教育分野でご活躍されている著名な講師からお話を聞き、またワークショップ等を通じて、自ら問いを立て、直接講師と対話を重ねることで、新しい発見や気づき、より深い学びが得られます。
さらに今期のカリキュラムでは、佐賀県「からつ七つの島活性化協議会」のご協力をいただき、佐賀県唐津市の「からつ七つの島 島留学」の魅力化をフィールドワークの題材として、先進事例の視察で得た地域教育への学びを生かし、具体的課題を題材としたアウトプットを通じ、学びを深めます。
【オランダ・イエナプラン教育について知りたい方はこちらをご覧ください】
こんな方におススメです
- 地域教育の魅力化をプロデュースする仕事に携わりたいと思っている方
- 地方での地域教育に興味がある。あるいは将来、地域教育の分野で仕事をしたい方
- これからの教育への課題認識を持って、行動したいと思っている方
- 教育分野に関わるお仕事をされている方、またはそれを目指す学生の方
- 教育と連携して地域課題の解決を目指す他分野の方(看護師、保育士、介護士)など
受講するとこんな良いことがあります
今後の講義予定
日にち: 6/23(日)14:30~17:00 ※開講済み
内容: イエナプラン教育の実践から教育の本質を考えよう
詳細: ひとりひとりを尊重しながら、自律と共生を学ぶイエナプラン教育を学ぶ。
講師: 中川 綾
場所: 世田谷ものづくり学校
日時: 7/27(土)14:00~16:30
内容: 地域みらい留学からみる地域学校教育の現状と地域教育コーディネーター
詳細: 地域みらい留学(一般社団法人地域・教育魅力化プラットフォーム)からみる地域学校教育の現状。
講師: 本宮 理恵
場所: ちよだプラットフォームスクエア
日時: 8/25(日)10:00〜17:00
内容:無料上映会「みんなの学校」
①10:00〜 ②12:30〜
講義
15:00〜17:00
詳細: 「みんながつくる みんなの学校」とは。障害のあるなしに関わらずみんな同じ教室で学ぶフルインクルーシブな教育を学ぶ。
講師: 市場達朗
場所: 東京リハビリテーション世田谷1F地域交流スペース
日時:
9/8(日)
時間調整中
内容: 地域に根ざした環境教育、体験から学ぶとは 野外で算数を体験
詳細: 野外で算数の授業を体験します。子供たちの学びの好奇心をどう高め、ひとりひとりに応じた、自主性につながる授業へのヒントになります。
講師: 山本幹彦
場所: 調整中
日時: 10月中旬
内容: フィールドワーク
詳細: さらに今期のカリキュラムでは、佐賀県「からつ七つの島活性化協議会」のご協力をいただき、佐賀県唐津市の「からつ七つの島 島留学」の魅力化をフィールドワークの題材として、先進事例の視察で得た地域教育への学びを生かし、具体的課題を題材としたアウトプットを通じ、学びを深めます。
講師: 自治体職員
場所: 佐賀県唐津市
講師
本宮 理恵 (もとみや りえ)
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
NPO法人てごねっと石見 理事/横田高校魅力化コーディネーター/一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
1979年生まれ1983年島根県生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート入社。都会に憧れ、地方には何もない、つまらないと嘆く同世代や、それに同調する地域全体に疑問を持ち、自らの挑戦をもって、これからの生き方を描こうと島根にUターン。江津市に移住し、「若者が挑戦する地域を作りたい。帰って来れる島根を作りたい」と創業支援、人材育成、商店街活性を目指すNPO法人てごねっと石見を設立。地域の様々な関係者を巻き込んだ若者の定住に向けた創業支援の取り組みが評価され、同法人は地域再生大賞を受賞。
2014年より、高校魅力化コーディネーターに着任。島根県奥出雲町にある県立横田高校で、地域、行政、学校をつなぎ、地域学や、仮想会社の運営やしまね留学、地域と連携したキャリア教育などの企画運営に取り組む。
2017年より一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームに参画。子育てしながらマルチワーカーとして活動を展開中。
中川 綾 (なかがわ あや)
1977年生まれ。 元中学高校教諭(保健体育)。普通科・定時制・通信制高校、公立小中学校、特別支援学校、などでの教員経験あり。アメリカ・オランダなどを視察滞在して学んだ、Project Based Learningやイエナプラン教育などの経験型自立学習プログラムを日本で研究実践し、『具体的なアイデアと考え方』で支援・促進する。
また、「大人が楽しんでいれば、子どもも楽しく生きることができる」という想いのもと、教育機関・企業・行政の大人に向けて、アソビを通したチームビルディング研修やワークショップ等を行う。 特技:泳げない人も絶対に泳げるようにすること。
趣味:ハンコづくり。
座右の銘:「遊ぶことは生きること」
共著:「みんなのきょうしつ」(学事出版)
NPO法人エデュケーショナル・フューチャーセンター 副代表
一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム 理事
一般社団法人日本イエナプラン教育協会 理事
市場 達朗 (いちば たつろう)
大空小学校 二代目校長(現在は、大阪市立南港桜小学校校長)
2009年から3年間、大空小学校で教頭として勤務。2015年より、木村泰子初代校長のバトンを引き継ぎ、二代目校長に就任。
現在は、大阪市立南港桜小学校校長。東京大学と「インクルーシブ教育の共同研究に関する協定」の締結や、第2の「みんなの学校」づくりなど、「みんなの学校」の取り組みを広める活動を積極的に行っている。
山本 幹彦 (やまもと みきひこ)
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー代表理事
1956年、京都府生まれ。
(財)京都ユースホステル協会勤務、環境教育事業部を創設。そのころ、アメリカなど海外の環境教育を視察し、日本の環境教育との交流を行う。2002年に北海道へ移住し、当別エコロジカルコミュニティーを立ち上げる。その活動を広げながら、現在は北海道教育大学札幌校、学習院女子大学で非常勤講師を勤めている。
著書に、監訳として『子どもが地球を愛するために(センス・オブ・ワンダーブック)Teaching Kids to Love the Earth』(人文書院)、『ネイチャーセンター あなたのまちの自然を守り楽しむために The Nature Center Book』(人文書院)など。
フィールドワーク先について
今回フィールドワークを行う場所は、小川小中学校という、佐賀県の北部、唐津市呼子町より定期船「そよかぜ」で約20分(呼子港より6.5キロ)の距離に位置する小川島にある施設一体型の小中併設校です。生徒数は、小学部4名、中学部4名で、全校合わせても8名という小さな学校です。
小川島は、かつて(江戸時代以降昭和30年代まで)沿岸捕鯨の基地として栄え、今も当時のままの鯨見張り所が小高い丘に残っています。当時、鯨の解体作業で唄われた「小川島鯨骨切唄」は、子どもたちによって、今なお唄い継がれているそうです。
小川小中学校は、特に、小中を通した表現力の育成とテレビ会議システムを使った他校との交流授業を先進的に取り組んでいます。
参加者の声
木村 聡さん
2018年4月から石川県能登町にて町内唯一の公立高校である石川県立能登高校を存続・発展させようとする...
学部担当
地球のしごと大學
石井 祐輔(いしい ゆうすけ)