こんなことやります
本学部では、畑の土づくりをし綿の種を蒔くところから、糸を紡ぎ、布を織り上げるまでの一連の作業を体験していただきます。講座の畑で取れた綿を自分で紡いで糸にし、機織りを学ぶことで暮らしのなかの布を自給できるようになります。
布を作る作業は大きく分けると「原材料を栽培・採集する」「繊維を糸にして織る」の2つです。
土から機織り学部では布の材料として綿を栽培します。日本で古くから栽培されてきた和綿の在来種です。
二名の講師が「綿栽培・道具作り」「糸紡ぎ・草木染・機織り」とご自分の専門分野を指導しますので両方の作業を詳しく学ぶことができます。
現代は布・衣類が安く簡単に手に入るようになりました。
しかし、綿栽培における農薬や塩害による健康被害、環境汚染、生物多様性の損失、遺伝子組換え作物の問題、不当な労働力の搾取や、化学繊維が普及したことによる健康被害、過剰な広告戦略による大量消費など、衣服にまつわる問題も顕在化しています。
すべての衣類を手作りするのは難しいところではありますが、暮らしの中に手作りの布を取り入れることで、環境にやさしい布・衣類について考えるきっかけになると思います。
参加される方々の希望や方向性も伺いながら、まずは手を動かすことをモットーに、楽しく進めていきます。
【コース内容】
2026年度は下記の2コースを開催します。
畑の作業は共通です。
①通常コース
糸紡ぎから機織りまでを体験できるコースです。機織りを体験したい方はこちらをお選びください。
《体験できること》
種まきからの和綿栽培、紡ぐ道具(スピンドル)の製作、身近な植物を使った草木染め、糸紡ぎと機織り(卓上機を使用)
・機織りは、自分の紡いだ糸で手ぬぐいサイズの布を織ることを目標にします。(学部の様子写真 中段左) そのあと、ご希望をお聞きしながらご自身の作りたいものを織りあげていただきます。
※2026年度の通常コースは腰機の制作は行いません。
②道具作りコース
卓上機(学部の様子写真 下段右から2番目)、または綿繰り機(学部の様子写真 下段右から3番目)を制作するコースです。機織りの経験者で、綿用の道具を作りたい方向けのコースです。木材を切り、削り出して制作しますので木工の楽しさも経験できます。
《体験できること》
種まきからの和綿栽培、紡ぐ道具(スピンドル)の製作、卓上機または綿繰り機の制作
卓上機の制作が早く終わった方は通常コースの方と一緒に機織りを体験できます。
2025年度(第八期)より学部名を「つちからきもの学部」から「土から機織り(はたおり)学部」に変更し、講座内容をリニューアルしました。
こんなかたにおススメです
- 在来種の和綿の栽培を知りたい方(和綿の種をお分けします)
- 綿を育ててみたけれど、その後の活用ができていない方
- 綿から糸紡ぎ、機織りまでを体験したい方
- 衣類の大量消費に疑問をもち、サスティナブルな布づくりを体感したい方
2026年度(第九期) 募集要項
講座のゴール
和綿の種を蒔くところから一枚の布を織り上げるまでを体験し、暮らしのなかの布を自給するイメージを持つ。
費用
参加費 85,150円(全9回) (受講料76,500円+消費税)
材料費 通常コース:参加に含む 道具作りコース 綿繰り機:4,000円、卓上機:3,000円
・最少催行人数に満たない場合は、講座が開催できないことがございます。その場合は返金させて頂きますので、ご了承ください。
・開講確定後は原則として返金等の対応は行っておりません。
※やむを得ず欠席される場合、次回の講座で進捗に合わせて作業していただきます。講座終了日までに全工程が終われるようフォローいたしますのでご安心下さい。
※お子様連れ参加ご希望の場合はご相談ください。
期間
2026年4月~2026年12月
定員
9名(最少催行人数 6名)
開催時間
10:00〜15:30
・途中1時間程度のお昼ご飯休憩を取ります。昼食はご持参ください。
場所
〒285-0846 千葉県佐倉市上志津707
Atelier Tierra Azul (アトリエ ティエラ アスール)
【アクセス】
電車の場合 京成勝田台駅または東葉勝田台駅より「み春野南」行きバスにて約10分バス停「勝田入口」下車 徒歩3分
車の場合 東関道 千葉北ICより 15分
募集締め切り
2026年3月22日(日)
オンライン説明会
お申込み
2026年度の募集開始までしばらくお待ち下さい
2026年度(第九期) スケジュール
4月12日 (日)
綿畑の準備(耕して畝を作る)
和綿についての説明、綿繰り、綿打ち
和綿についての説明、綿繰り、綿打ち
5月10日 (日)
内容: 和綿の種まき(弓ヶ浜、和田地区の綿・茶綿)
内容: 紡ぎ道具(スピンドル)作り、糸紡ぎ
内容: 紡ぎ道具(スピンドル)作り、糸紡ぎ
6月14日 (日)
草取り
内容: 糸紡ぎ、綿繰り、カーダーがけ・篠づくり
内容: 部品の切り出し
7月12日 (日)
草取り、コンパニオンプランツの種まき
糸紡ぎ、綿繰り、カーダーがけ・篠づくり
部品の切り出し
8月9日 (日)
草取り、摘芯
紡いだ糸の草木染め、機織りの説明
部品の削り出し、ヤスリがけ
9月6日 (日)
わたの収穫
卓上機での機織り(近隣の公民館に移動)
部品の削り出し、ヤスリがけ
10月11日 (日)
わたの収穫
卓上機での機織り(近隣の公民館に移動)
ねじ切り、旋盤、組み立て
11月8日 (日)
わたの収穫、コンパニオンプランツの種まき
卓上機での機織り(近隣の公民館に移動)
ねじ切り、旋盤、組み立て
11月8日 (日)
わたの収穫、コンパニオンプランツの種まき
卓上機での機織り(近隣の公民館に移動)
組み立て・調整
12月13日 (日)
わたの収穫
卓上機での機織り(近隣の公民館に移動)
組み立て、調整
・季節や状況により、内容が変更になる場合があります。
・雨天でも開催します。(公共交通機関に影響が出るような悪天候の場合は延期とします)
講師

久本 秀蔵(ひさもと しゅうぞう)
美術家
Atelier Tierra Azul こども造形教室主宰
1972年生まれ千葉県佐倉市出身、南房総市在住。東京芸術大学 大学院美術研究科油画専攻修了。幼児から高校生までが通う造形教室と都内のアートスクールで講師をする傍ら、自給自足を目指し2014年より無農薬無肥料の米作りと和綿の栽培を始める。栽培にとどまらず収穫物の加工に使う道具も自作している。

濱口 さえこ(はまぐち さえこ)
染織家
植物専門の出版社・編集プロダクション勤務などを経て、草木の力を借りたものづくりをはじめる。
川沿いの道を歩き、素材を集め、山の清流の力を借りて糸をつくり、葛布を織っている。
参加者の声

50代 NPO勤務→二拠点居住準備中
今回の受講での気づきは、「できそこない」や「失敗」なんて、無い!ということ。効率や均一性から...

40代 主婦
普段の生活で何気なく身につけたり、使っている布が出来上がるまでのどの工程も手間がかかり…
学部担当

NPO法人地球のしごと大學
田沼 郁恵 (たぬま いくえ)












