こんなことをやります
農林専業ではない「農林複業の可能性」を様々なコースの中から見出そう。
農林複業学部は2023年度に新設された新しい専門学部で、農業(循環型農業、耕さない田んぼ)、林業(自伐型林業)の「複業」になり得る技術と知識を様々なコースから学びます。
竹林活用コースでは竹林整備と竹の活用方法を学びます。
古くから人は竹を日常的に生活の中に取り入れてきました。タケノコを食べ、カゴやザルなどの日用品を作り、畑の支柱や建築資材、燃やしてエネルギーにするなど、生きている竹も枯れた竹も全て利用できます。
竹は生育が早いので毎年生えてくる恵みでした。
しかし、現代では竹を使うことが減り、手入れがされていない竹林がどんどん広がっています。
農業でも林業でも自分の土地の中や近隣に竹林があるという方は多いのではないでしょうか。
この厄介者にされることの多い竹ですが、活用の仕方を学び再び竹の恵みをたくさん取り入れましょう。
本コースは第二期の開催です。
第一期は関東、東北から14名の参加者がありました。
今回はメンマづくりを講座内容に加え、更に充実した内容となっております。参加者の方のやりたいことをなるべく取り入れて竹について広く学べるように講座運営しています。
ぜひ、奮ってご参加ください。
こんな方におススメの学部です
- 竹林整備について知りたい方
- 竹炭、無煙炭化器について知りたい方
- 竹の活用方法を学びたい方
- メンマづくりを学びたい方
受講するとこんな良いことがあります
募集要項
講座のゴール
開催日
場所
・12月はオンライン(Zoom)
・1〜2月、4~5月の実技は千葉県佐倉市直弥付近の竹林
最寄り駅:JR総武本線 南酒々井駅に送迎します
・3月の先進事例視察は長野県飯田市
費用
視察・メンマづくり有り 全9回 79,200円(消費税込)
視察有り・メンマづくり無し全7回 61,600円(消費税込)
視察・メンマづくり無し 全5回 44,000円(消費税込)
※全9回以外でお申込の方は差額をお支払いいただければ全講座を受講していただけます。
- 最低催行人数(11名)に満たない場合は、講座が開催できないことがございます。その場合は返金させて頂きますので、ご了承ください。
- 開講確定後は原則として返金等の対応は行っておりません。
定員
募集締め切り
2024年12月15日(日)
オンライン説明会
2024年11月24日(日) 10:00~11:00
2024年11月26日(火) 20:00~21:00
2024年12月1日(日) 20:00~21:00
ご参加を希望される方はコチラからお申し込みください。
お申込み
カリキュラム
2024年12月21日(土)
13:00〜17:00
オンライン
オリエンテーション〜座学(国内における竹林活用の最前線についてなど)〜グループディスカッション
深澤義則
2025年1月25日・26日(土・日)
各9:00〜16:00
座学・実習
(25日)竹林整備の実践
(26日)炭化器安全講習会・炭化器による炭化の実践
鈴木幹夫・深澤義則
2025年2月15日・16日(土・日)
各9:00〜16:00
座学・実習
(15日)竹炭の炭素固定量測定・バンブークーヘンづくり、竹クランプの制作
(16日)竹細工
橋本千菜美・深澤義則
2025年3月15・16日(土・日)
遠征
先進事例視察(長野県飯田市)
曽根原宗夫・深澤義則
2025年4月26日(土)
9:00~16:00
実習
メンマづくり①
幼竹の収穫、下処理、茹で、塩蔵
一般社団法人 横浜竹林研究所
2025年5月31日(土)
9:00~16:00
実習・座学
メンマづくり②
塩抜きして味付け、試食 実践事例について
一般社団法人 横浜竹林研究所
注記
- 先進事例視察(長野県飯田市)は現地までの交通費、現地での宿泊代、食事代は受講料とは別にかかります。詳しくは講座開講後、お申込者へご説明差し上げます。
- 基本的に全日程参加できる方が対象になります。単発参加をご希望の方は別途ご相談ください。
- 各自用意していただくもの 竹林整備回:作業しやすい服装(長袖・長ズボン)、化繊の軍手、ヘルメット、安全メガネ、簡易安全靴または長靴、汗拭きタオル、マイのこぎりある方は持参 ※安全装備不十分な方には作業を遠慮していただきます。 竹細工:ナタ(20センチぐらいで両刃のもの)
- 雨天は原則決行いたします。大雪、台風などの大荒れで交通機関のマヒなどが想定される場合は中止・順延を検討します。その場合は前日15:00までにメールアドレスにご連絡をいたします。
- 天候によりカリキュラムの内容が前後する場合があります。
- 2025年4月26日、5月31日のメンマづくりは筍の発生状況により日程が変更になる可能性があります。
講師
1973年 長野県小谷村生まれ 現在長野県白馬村在住
2011年 環境機器メーカーであるモキ製作所に営業担当として入社。
2012年 島根県安来市で見渡す限りの竹の海に衝撃を受ける。「竹は無尽蔵の持続可能な資源になるのでは!」と熱い思いが生まれる
2013年「放置竹林の持続可能な草の根型資源化ループ構想」を立ち上げる
2017年「純国産メンマプロジェクト」を考案・創設、現在当プロジェクトの副代表
2017年「第1回純国産メンマプロジェクト キックオフin京都」を自費主催
2018年 果樹剪定枝を炭化したCO₂削減モデルを考案、新潟市が採用→新潟モデル始動
2019年 竹の資源化の新たな可能性を模索するためエシカルバンブーに転籍
2022年 放置竹林の資源化とGHG削減草の根運動を推進するため独立
2022年「バイオ炭を活用した温室効果ガス削減草の根型モデル」を立上げる
2022年 鹿児島県大崎町(リサイクル率全国1位)で温室効果ガス削減草の根型モデルがスタート
2022年 子供を対象としたCO₂削減体験型教育プログラムの開発を2大学とスタート
2022年 島根県雲南市の2022年度林業振興ビジョン策定委員に竹専門家として選抜
2023年 GHG草の根削減技術の普及を目的とした「温室効果ガス削減推進市民ネットワーク」を設立
2024年 JICAプロジェクトの一環としてコンゴ民主共和国の製炭技術指導と現地製炭モデルの構築に携わる
生年月日:1947年2月9日
出生地:山形県朝日町
現住所:千葉県市原市
職歴:京葉コンビナート企業で設備メンテナンスマンとして定年まで従事
退職後:平成17年頃からSaToYaMaよくし隊を立上げて、里山保全活動に参画。
現在:SaToYaMaよくし隊 隊長、市原市ボランティア連絡協議会会長、市原市社会福祉協議会理事、市原市市民大学(環境関係)講師、公民館主催事業でのお正月飾り作り方教室講師、市原市内県立高等学校「地域と繋がる」しめ縄作り講師
京都府出身 茨城県つくば市在住
高校・大学にて彫刻科を専攻
茨城・千葉の竹細工職人より青物竹細工を学び、筑波山麓の竹林から切り出した竹を使い、自宅兼工房にて造形作品や実用品を制作中。
小林 隆志(こばやし たかし)[右]
山本 ルリ(やまもと るり)[左]
一般社団法人 横浜竹林研究所(ハマチクラボ)
代表理事
理事
横浜は都市でありながら、山も多く、個人所有地・公有地と様々な場所で小規模の竹害が問題になると同時に、少子高齢化、核家族化に伴い、人のつながりの機会も薄れがちです。そこで「横浜の竹林を活用し、人と地域と笑顔をつなぐ」をビジョンに掲げ、2023年12月にハマチクラボを立ち上げました。
竹林整備の活動では全国で広がりつつあり、ハマチクラボは、「美味しく食べて、竹林整備」を掲げる純国産プロジェクトの正規会員でもあります。ハマチクラボは全国の純国産メンマを食べ比べできる「クラフトメンママーケット」の開催や、フレンチ、イタリアン、スイーツまで「竹菜」の食材の可能性を拡げる「竹菜レシピEXPO」の企画など、食の出口に関する取り組みを牽引し、全国の仲間達とともにそれぞれの特性を生かして、竹林整備活動を広めております。