イベント内容
※3月14日 18時時点でお申し込みいただいた方全員に参加方法についてメールをお送りしています。メールがエラーになり届かない方が数件いらっしゃいます。メールが届いていない方は「chikyunoshigoto@gmail.com」までご連絡をお願いします。
「山仕事」の可能性は、私たちが思っている以上に多様です。
パッと思いつくところは、山に入り、木を伐採し、木材を搬出したりする「林業」ではないでしょうか?
地球のしごと大學でも、林業は「山仕事の中心的な位置付け」であると考え、2016年から「自伐型林業学部」を開講、運営をしてきました。
しかし、実際には林業以外にも取り取りの山に関わる仕事があります。
例えば、山岳地帯の「調査」、テクノロジーを用いた森林状況の「計測」、山に荷物を運ぶ「歩荷」、登山道の「整備」、猪や鹿などの鳥獣を狩る「狩猟」。
間接的なところでは「登山雑誌の編集」、「アウトドア用の服製造」も山の仕事と言えるでしょうし、「森林官」や「山岳警備隊」は公務で行う山の仕事になります。
「山は生物多様性の宝庫」と言われるように、山の仕事も決して画一的ではなく多様です。
このように捉えるのがまさに自然なのだと思います。
そして、多様な山の仕事のいずれに関わるにしても、これからはより一層、目的や手段との丁寧な「対話」が重要になると考えています。
なぜなら目的や手段の少しの違いで、山や山を支える生物多様性は大きくそのあり様を変えてしまうからです。
本フォーラムでは、全国各地で拡がる環境保全型林業の「自伐型林業」、そして山と関わる中では決して切り離せない「狩猟」という二つの山の仕事について、ゲストの方々よりお話をいただきます。
これからの山仕事について考えるきっかけをお求めの方は是非ご参加ください。
※質疑への応答はゲスト講演の中で時間を作り、行います。直接ゲストに聞いてみたいことがありそうな方は当日参加でお申し込みください。
※アーカイブ配信も行います。フォーラム翌日から2024年3月24日まで視聴が可能です。アーカイブご希望の方も下記よりお申し込みください。
こんな方にオススメです
イベント概要
プログラム
登壇者
原田 佑介(はらだ ゆうすけ)
猟師工房 代表/株式会社TSJ 専務取締役
1972年埼玉県狭山市生まれ。千葉県君津市在住。
大手外資系アパレル企業勤務後、2014年、有害駆除された獣の有効活用と次世代の担い手猟師を育成する為に狩猟団体「猟師工房」を設立する。
2015年、埼玉県飯能市にジビエやその副産物を利用したアクセサリーを販売するショップ「猟師工房」を開店する。その後、2019年7月に千葉県君津市に移転し同市に有る旧香木原小学校をリノベーションし狩猟複合施設「猟師工房ランド」を開店する。2023年4月に「猟師工房ドライブイン」も開店。「駆除個体の100%利活用」と「猟師を職業に」をテーマに活動を行っている。
上垣 喜寛(うえがき よしひろ)
NPO法人「自伐型林業推進協会」事務局長。
日本唯一の林業専門番組「ZIBATSU」チャンネル プロデューサー。
1983年生まれ。記者・映画監督。2008年から国内外の農山村を歩く。2014年にNPO法人自伐型林業推進協会を立ち上げ活動、現在に至る。共著に『ルポ 一緒に生きてく地域をつくる。』(影書房)等。映画『壊れゆく森から、持続する森へ』監修。
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