イベント内容
日本の国土の7割を森林が占めています。だからこそ地域再生に取り組むならば、国産木材の有効活用、林業の再生にこそ力を入れるべき。
これまで、地球のしごと大學では、埼玉県林業古豪の地「飯能」で、森林への環境負荷を最小限にしながら、森林資源を最大限に活用する「自伐型林業」の普及推進と担い手育成に取り組んできました。そしてこの度、「自伐型林業学部 関西校」を2019年10月から「奈良県宇陀市」で開講することになりました。
本フォーラムでは、開講に協力をいただいた、自伐型林業推進協会の中嶋健造さん、奈良県吉野で持続的な森林経営を行う岡橋清隆さん、奈良県の大山林所有者で大和森林管理協会の谷茂則さんをお招きして、これからの森づくり、地域振興、林業のあり方をみなさんと考える機会にできればと思っています。フォーラムの中で、関西校の詳細についてもご紹介させていただきます。
日本林業最高峰の吉野林業地や吉野周辺地域での林業の可能性も膨らむかもしれません。是非みなさま奮ってご参加ください。
こんな方にオススメです
イベント概要
プログラム
イベントチラシ
こちらからダウンロードできます。お近くに本イベントに興味のある方がいましたら、こちらのページをシェアいただくか、チラシをダウンロードして印刷いただきお配りいただければ幸いです。
登壇者
中嶋 健造(なかじま けんぞう)
1962年生まれ。高知県いの町在住。NPO法人土佐の森・救援隊理事長。持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会理事長。愛媛大学大学院農学研究科修了。著書に「バイオマス収入から始める副業的自伐林業」全国林業改良普及協会。その他、農山漁村文化協会、全国林業改良普及協会、大日本山林会等の雑誌執筆多数。鳥取大学地域学部非常勤講師(平成21 年度~)、内子町小田深山保全・活用検討委員会委員(平成19年度~)、中国四国バイオマス発見活用協議会委員(平成21年度~、農林水産省中国四国農政局)総務省・地域の元気創造本部有識者会議委員(平成24年度~)、総務省・地域力創造アドバイザー(平成26年度~)IT、経営コンサルタント、自然環境コンサルタント会社を経てフリーに。平成15年、NPO法人土佐の森・救援隊設立に参画し、現在理事長。山の現場で自伐林業に驚き興味を持ち、地域に根ざした環境共生型林業が自伐林業であることを確信し、「自伐型林業+シンプルなバイオマス利用+地域通貨」を組み合わせた「土佐の森方式」を確立させ、真の森林・林業再生、中山間地域再生、地域への人口還流等のために、自伐型林業及び土佐の森方式の全国普及にまい進している。
平成29年度ふるさとづくり大賞受賞:森林再生の方途 中嶋健造さん(高知県いの町)
岡橋 清隆 (おかはし きよたか)
奈良県橿原市在住、1952(昭和27)年生まれ
吉野林業地で代々山林を経営する清光林業株式会社相談役(創業家)。山林は約1,900haを所有し、日本を代表する林業経営者。吉野林業再生のためには路網整備と直営化(自伐化)の必要性を痛感し、1979年所有林で作業道づくりに取り組むが、大規模崩壊が発生し中断。翌年道づくりの講師として吉野を訪れた大橋氏と出会い、「自伐施業するなら教える」と言われ、自伐化(直営化)することを約束し、師事。氏の指導のもと、自らが現場に立って先の崩壊地の道を修復。以来、作業道づくりの実績を積み上げ、伝統ある林業地で新しい山林経営を行っている。吉野林業の伝統である長伐期択伐施業を守り、間伐(多間伐を繰り返し、1階の間伐は2割以下の伐採)の搬出は3トンのミニバックホーで作業道を敷設しながら2トントラックで搬出するという、最近の流行である高投資・高コスト型の高性能林業機械に走らず、シンプルな施業システムを長年実践し、森林経営を安定化させた。奈良型作業道講師。
谷 茂則 (たに しげのり)
大学卒業後、父親が代表を務める谷林業(株)に入社。約10年をかけて同社の財務基盤を徹底的に整理し、体質を強化。その間に、税理士、宅地建物取引主任等の資格を取得。
その後、作業道開設を含め実際に現場で林業に従事し、林業関係資格を10以上取得。また、若くして意欲のある人材を幅広く募集し、同社にこれまで20歳代、30歳代の5人を新たに社員として採用してきた。陽楽の森プロジェクト発起人。日本林業の未来を信じ、斬新な視点で人材の発掘をはかる。
参加お申し込みお待ちしております!
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