イベント内容
土と草と風を知ると、人の暮らしが変わっていきます。
あんなに生きにくかった日々の暮らしが、少しずつ整い、心が落ち着き、幸せに暮らしていけます。
「土と草と風と人」のお話会では、 自給的暮らしを実現するための第一歩についてお話しします。
食料危機はとっくに来ています。
それは、食料がなくなる危機ではなく、食料の質がどんどん下がって行く危機です。
それは、農作物の買取価格は上がらず、農家は暮らしを成り立たせるために、効率化や大規模化を余儀なくされて行くことによる、負の面かもしれません。
食材を輸入に頼ることも、食料危機の一端です。輸入における負荷は、農薬の使用量を増やす一員にもなります。
食料の質が下がると、人々の心も荒んでいきます。効率化や大規模化は農家だけの問題ではなく、全ての仕事において質を下げる原因となり、その社会から弾き出される人たちが増えていきます。 しかし、その社会に背を向けようとする人たちの方が、もしかするととても正常な精神なのかもしれません。
社会に疑問を感じ、生き悩む人たちが増えていますが、それは実は正常化の一歩なのかもしれないのです。 そうした人たちは、今、自給的暮らしに向かっています。
都会を離れ、あるいは嫌な仕事から離れ、追い立てられる毎日から離れ、自分のために作物を育て、保存食を作り、調味料を作り、道具を作り、服を作り暮らそうとしています。
「土と草と風と人」のお話会では、自給的暮らしを実現するための第一歩についてお話しします。
まずは食料を生み出すこと。そのためには、土と草と風を知る必要があります。農薬も肥料も使わず、自然の力だけで食料を生み出すための知識として、自然を知る必要があるからです。そして、土と草と風を知ると、人の暮らしが変わっていきます。
あんなに生きにくかった日々の暮らしが、少しずつ整い、心が落ち着き、幸せに暮らしていけます。
是非、26年間の自然農の暮らしと、僕が勧めている自給的暮らしのお話しを聞きに来てください。
こんな方にオススメです
イベント概要
プログラム
登壇者
岡本よりたか(おかもと よりたか)
無肥料栽培家・環境活動家
空水ビオファーム 代表
株式会社 岡本商店 代表取締役
たねのがっこう 主宰
1958年福井県生まれ。TVディレクター時代、取材を通して農業の環境や健康への破壊的ダメージを知り、また、ITエンジニア時代、効率化という名の非効率な経済社会のシステムを知り、40歳半ばで、社会に背を向け、山梨県北杜市に移住して山暮らしを始める。
その後、自然農法を学び、それをヒントに、自分なりの農法を確立しながら農業に勤しむも、生活苦に陥る。しかし、そのお陰で、人は水と太陽と空気と種さえあれば生きていけるという真実に出会う事になる。
それ以来、経済社会の不自然さを訴える講演活動を開始。当時、自家採種を禁じる遺伝子組換え種子の事も知り、世界を制するバイオテクノロジー企業への警告の意味で、SNSにて、種に関する情報発進も始める。
現在は、岐阜県郡上市に再移住し、自家採種の大切さを訴えるセミナーや講演を開催しながら、生き苦しいこの世の中を生き抜くための手段としての、自然農法の普及にも努めている。
無肥料栽培セミナーや講演活動は年間150日ほど、全国にて開催しており、その傍、6反の畑で農業も続けている。また、民間のシートバンクである「たねのがっこう」を主催し、農業スクールなども開催している。
※著書「種は誰のものか」(キラジェンヌ出版)
※著書「無肥料栽培を実現する本」(マガジンランド)
※著書「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版)
※著書「不自然な食べものはいらない」(廣済堂出版) 内海聡、野口勲、岡本よりたか共著
※DVD「新説異説 農業と食糧支配」
佐々木瞬(ささき しゅん)
たねのがっこう公認講師 耕師
瞬さん略歴。
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