イベント内容
本講座は、林野庁令和4年度スマート林業実践対策事業の助成をうけた西川地域スマート林業協議会が、スマート林業人材育成や移住・就労支援の継続的な体制構築を目的として開催するスマート林業の入門講座です。
協議会が令和2年度から実証してきたスマート技術から初期費用や運用費が比較的安く、小規模林業事業体でも費用対効果が取りやすいスマート林業技術であるドローンとmapryについて座学と実技の研修を実施します。
こうした技術研修に加えて、スマート林業活用の際の注意点や全体像の解説や、飯能市の移住就労関連施策の解説も実施します。
NPO法人地球のしごと大學は本講座の事務局を担当します。
地球のしごと大學は、埼玉県飯能市で2016年から自伐型林業学部を開催運営しており、自伐型林業家の育成支援の観点から西川地域スマート林業協議会に参画しました。
今回実験的に自伐型林業学部のスピンアウト講座としてスマート林業入門講座を運営いたします。
こんな方にオススメです
林業現場では、スマート林業の担い手となるICTに苦手意識のない人材が不足しています。スマート林業に関心がある下記の皆様のご参加をお待ちしております。
イベント概要
1月21日(土)のプログラム
1月22日(日)のプログラム
講師
辻貴文(つじたかふみ)
株式会社マプリィ、取締役
神戸大学農学部植物資源学科卒業
株式会社マプリィは2019年に地理空間情報のアプリプラットフォームを提供する会社として設立されました。
iPad/iPhoneのLiDAR機能を活用した地上リモートセンシングをはじめ、木材流通のプラットフォームづくりや独自のハードウェア開発にも力を入れています。
竹中悠輝(たけなかゆうき)
2017年精密林業計測株式会社設立、代表取締役就任
2018年信州大学総合理工学研究科修士課程修了
精密林業計測株式会社は、信州大学が保有する森林資源情報解析技術を社会に活かすために設立されたベンチャー企業です。
2018年には信州大学発ベンチャー企業に認定されました。
ICT技術等を活用して産学官連携を通じてスマート林業の推進に貢献します。
大萱直花(おやがなおか)
東京農工大学大学院環境資源学修了、技術士(総合技術監理部門、森林部門)。
1998年より一般社団法人日本森林技術協会にて国内外の森林に関する幅広い
調査業務に携わる。近年はスマート林業に関する業務及び普及活動、森林情報の 標準化と共有の仕組みづくりに力を入れている。
淀川茂(よどがわしげる)
飯能市森林づくり推進課主査
東京農工大学農学部地域生態システム学科卒業、林業技士(森林評価)、森林評価士。
神奈川県横浜市からIターンにより飯能市役所に入庁しました。長年に渡り飯能市の農林行政に携わっています。
講座のイメージ写真
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