イベント内容
2020年にはじまった世界的なパンデミックは、依然として猛威を奮い社会経済に大きな影響を与えながら、私たちの暮らしを脅かし続けています。
終わりの見えないこの状況はまさにウィズコロナ時代と言えるでしょう。
しかし、このような環境の変化というのはネガティブなことばかりではありません。
環境が変わればそこに「新たな機会」が生まれるためです。
『会社がフルリモートワークOKになったので、東京から地方に移住して本業を続けながら林業をはじめようと思います』
『何かあったときのバックアップとして中山間地域に2つ目の拠点を持つことにしました』
このように長引くパンデミックによる環境の変化を機会だと捉えて、ライフスタイルを変えたというお話を耳にすることが増えた実感があります。
先日行った「ウィズコロナ時代のライフシフト〜地球に優しい農を軸に豊かに暮らす〜」については200名を超える参加申込者となり、里山型の自給的営みに魅了され、そのようなライフスタイルに向かう人たちもかなり増えている、と言えるのではないでしょうか。
今回のフォーラムは「ウィズコロナ時代のライフシフト」をテーマにした特別イベント第二弾になります。
地球のしごと大學が考える持続可能な農山漁村をつくるためのしごとモデルとしている「自伐型林業」と「伝統構法建築」というしごとにフィーチャーしてお送りいたします。
ゲストにお迎えするのは、自伐型林業推進協会 事務局長の上垣喜寛さん、一般社団法人日本板倉建築協会、里山建築研究所の代表である安藤邦廣さんのお二人です。
地球のしごと大學ならではのコラボレーションでお送りする特別企画となりますので、ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。
これからのライフスタイルを考えるための参考になれば幸いです。
※アーカイブ配信も行います。フォーラム翌日から2022年3月28日まで視聴が可能です。アーカイブご希望の方も下記よりお申し込みください。
こんな方にオススメです
イベント概要
プログラム
登壇者
上垣 喜寛(うえがき よしひろ)
NPO法人「自伐型林業推進協会」事務局長。家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン副代表。
2008年から地方取材を続けて執筆・映像制作を続けながら、中山間地域の暮らしと生業の再生を目指す林業NPOの設立に参画し現在に至る。
共著に『一緒に生きてく地域をつくる。』(影書房 2015年)等、映画『自由貿易に抗う人々』(2016年)、『にぎにぎ川谷』(2020年)等を監督。
安藤 邦廣(あんどう くにひろ)
筑波大学名誉教授 工学博士/建築家。里山建築研究所主宰、NPO木の建築フォラム代表理事、(社)日本板倉建築協会代表理事、歴史的建築物活用ネットワーク共同代表
1948年宮城県生まれ。里山の保全と民家の活用および国産材を活用した板倉の家づくりに取り組んでいる。板倉構法による東日本大震災の応急仮設住宅と復興住宅の建設にも協力支援を続けている。
<著書>
「小屋と倉」・2010.5・建築資料研究社
「民家造」・2009.2・学芸出版社
「住まいを四寸角で考える」・2005.8・学芸出版社
「職人が語る 木の技」・2002.12・建築資料研究社
「住まいの伝統技術」・1995.3・建築資料研究社
「茅葺きの民俗学」・1983.12・はる書房など
<受賞>
1989 日本建築学会奨励賞
1994 福島県建築文化賞(共同設計)
2003 東北建築賞奨励賞(共同設計)
2010 住宅総合研究財団 清水康雄賞
2011 日本建築学会賞(論文)
2013 グッドデザイン賞(共同プロジェクト)
2014 日本造園学会賞(技術賞)(共同設計)
2014 日本建築仕上学会賞(作品賞)
Copyright 2024 chikyushigotodaigaku All Rights Reserved.