イベント内容
昨今の世界的なパンデミックにより、今までのライフスタイルを見直す人たちが増えています。
大手メディアなどで「サスティナブル」や「SDGs」といった言葉が盛んに聞かれるようになり、この先も豊かに暮らしていけるように責任ある行動が国や企業、そして私たち個人にも求められています。
原点に返ってみれば、定住型社会に生きる人間のシンプルな営みとは、「食べること」と「食べるものを生み出すこと」です。
この「消費行為」と「生産行為」を見直すことで、目指すべき持続的な暮らしへの一歩に繋がると考えます。
手つかずの自然と、人間が暮らす社会。その境界線を人為的に耕作し、手入れを行い、共生を志向する里山農業は、先祖代々続けてきたプリミティブな営みです。
我々のDNAを刺激されるからでしょうか、こんな時代だからこそ里山型の自給的営みに魅了され、農に向かう人たちが以前より増えています。
また、工業的な農業ではなく、微生物など自然を活用する深い知恵と人間の身体作業を主とした、化学肥料も農薬も使用しない循環型で、地球に優しい農業に人気が高まっています。
今回のフォーラムでは、日本全国で無肥料栽培の普及活動に尽力されている岡本よりたかさん、千葉県南房総市で稲と田んぼを観察することで雑草の生えない棚田を実現している五十嵐武志さんから、それぞれ農に向かうことで得た視点や生き方を伺います。
参加者の皆さんのウィズコロナ時代のライフスタイルを再考するきっかけとなれば幸いです。
※アーカイブ配信も行います。フォーラム翌日から2022年1月31日まで視聴が可能です。アーカイブご希望の方も下記よりお申し込みください。
こんな方にオススメです
イベント概要
プログラム
登壇者
岡本 よりたか(おかもと よりたか)
1958年福井県生まれ。無肥料栽培家・環境活動家/空水ビオファーム 代表/株式会社 岡本商店 代表取締役たねのがっこう 主宰。TVディレクター時代、取材を通して、農薬、除草剤、肥料が環境にもたらす破壊的ダメージを知り、また、ITエンジニア時代に体調を壊し、40歳半ばで、山梨県北杜市にて、無農薬、無肥料、無除草剤、自家採種の小麦や野菜の栽培を始める。
無肥料栽培の普及、遺伝子組み換え種子の危険性の啓蒙ために、全国各地にて年間150回ほど、無肥料栽培セミナーや講演を開催。また、シティファーマー構想を立ち上げ、家庭菜園ワークショップも積極的に展開している。
現在は、岐阜県郡上市にて、農業スクール及びシードバンク「たねのがっこう」を運営。
【著書】
「種は誰のものか」(キラジェンヌ出版)
「無肥料栽培を実現する本」(マガジンランド)
「続・無肥料栽培を実現する本」(マガジンランド)
「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版)
「不自然な食べものはいらない」(廣済堂出版) 内海聡、野口勲、岡本よりたか共著
「新説異説 農業と食糧支配」
五十嵐 武志(いがらし たけし)
水が好きです
綺麗な棚田が好きです
美しいイネが好きです
リズムや流れのある棚田づくり
いきもののバトンタッチしていく風景
骨組みとなるデザインを意識して作業をしています。
無農薬、無肥料、無除草、不耕起、冬期湛水というパッケージ作業ではなく『分けるを意識する』
いきものの住処を分ける
得た情報を分ける
蓄積された知識を分ける
自然の流れ
自然のリズム
いきものの順番を意識して
そして未来に繋げるためには何が必要か常に考えてます。
若い世代
次世代の人々
に伝えていきたいと思っています。
千葉県南房総で棚田の維持管理をしています。
▼Instagram(五十嵐夫妻-ミライの田んぼ)
▼note(五十嵐武志のオンライン塾)
Copyright 2024 chikyushigotodaigaku All Rights Reserved.