自然とともにみんなで生きる。「地球のこども學舎」事業を立ち上げる
当社NPO法人地球のしごと大學と株式会社アースカラーは社会人向けに約15年間、
農山漁村のサステナブルな仕事を学ぶ「地球のしごと大學」を運営してきました。
農林水産業からエネルギー、福祉、ものづくり、教育などあらゆる分野の講座を実施し、これまで100人以上の移住者を輩出。
この7月には書籍「地球のローカルしごと図鑑」も発行予定で、農山漁村へのワクワクする新しいキャリアルートを作っています。
そして岩手県普代村では「つちのこ保育園」という岩手県唯一の森のようちえん(認可外保育園)を2021年に開園し、運営してきました。
岩手県唯一の常時預かり型森のようちえん認可外保育所「つちのこ保育園」
https://www.instagram.com/tsuchinokodomo/
この度、つちのこ保育園のこれまでの運営経験を土台に、「地球のこども學舎」事業として、
森のようちえんを含めた幼児・小学生向けの学びの場づくりを行っていきます。立ち上げにあたりまして、事業責任者と現場リーダーを同時募集します。
これまで、2024年から実験的に小学生向けに放課後や休日のプログラムを提供してきました。
この活動を広げて、プレイパークを作ったり、探究学習のカリキュラムをシリーズで用意したり、
新たに建設中の普代村立の小中一貫校(義務教育校、R9年開校)「普代学園」と連携した取り組みなどを作り上げていくことを業務として想定しています。
また、密に連携している株式会社アースカラーは普代村のみならず広域で地方創生事業に取り組んでおり、様々な業種とのコラボレーションが期待できます。
アースカラーは農業(お米、養鶏、野菜)、水産加工(極寒燻製)、林産物加工(経木)、
そしてコミュニティカフェやゲストハウスなど様々な事業を小規模ながら展開しています。将来はホースセラピー、牧羊なども視野に入れています。
北三陸エリアの志ある事業者様たちとのネットワークもあり、連携する探究学習コンテンツのネタには欠きません。
国語・算数・理科・社会などの教科学習も地域のナリワイに埋まっています。まずはリアルな体験から入り、
身体で概念を理解し、理屈はあとから覚える、という学びのスタイルが良いと思っています。
例えば、お米作りから学べる国語・算数・理科・社会のテーマは多いです。「お米の歴史」から国語・社会を。
田んぼの面積に対してどのように効率よく植えればどれくらいの収穫が期待できるかの計算は算数。
生き物いっぱいの田んぼからは生物を学ぶ理科。といった具合です。
特に小学校の時期は詰め込みの左脳教育ではなく直感・体感的理解を求める右脳的な教育が大事と考えます。
また、普代村は商店街を中心にコミュニティもあり、自然体験活動はもとより、地域全体で子供が育まれる、
というまさに「自然とともにみんなで生きる」という環境があります。
都会では廃れてきた地域一体での保育・教育の実現可能性があります。
しかしながら、人口減少は止められず、子どもの数は減っています。
地域の子どもたちだけで未来の学校を存続させるのは不可能です。
そこで、昨今、政府の地方創生で語られている二地域居住制度(二か所目の住民票取得ができる。ふるさと住民制度)を背景に、
普代村役場とも連携し、親子の教育移住を受け入れていきたいと思っています。
数日~数か月の体験から始まり、1年単位での教育留学サービスを提供していきたいと考えています。
※留村(りゅうそん)プログラム WEBサイト https://ryuson.com/
社会人向けに開催してきましたが、これから「親子留村」を実施していく予定です。
普代村でのすでに行っている取り組みや、コミュニティを活かしつつ、価値観の異なる都市部からの移住親子も新たな刺激として融合させ、
農山漁村での「地域に開かれた学校」というコンセプトをまさに実現するべくあなたの力を貸してください。
ご興味ある方はまずフォームからエントリーをお願いします。まずお話を聞いてみたい、という気軽なご連絡でも構いません。
よろしくお願いいたします!!
地球のこども學舎 教育事業方針
私たちは、自然界から離れた生き方や行き過ぎた個人主義が現代社会の歪みを生み出していると思っています。
裏を返せば、自然界と再び繋がり直し、老若男女がごった煮で生きる共同体感覚を取り戻していくことが処方箋です。
子供の曇りなき眼に寄り添い、見守ることを大事にし、可能性を最大限に引き出す。
そして暮らしのなかから自然界、地域、日本という国とつながりなおし、ともに生きる共同体感覚を育てる。
問いをもち、傍観者ではなく自ら解決に取り組むリーダーシップ。当事者意識をもって主体的に関わるフォロワーシップ。
どちらかだけでなく両方を育みながら、子供の成長とともに、関わる大人も成長する。
そんな幼少教育の場を作ります。
大事にする5つのキーワード
- 自家発電 主体性をもって生きる
- プリミティブ&サバイバル 自然と社会とともに生きる
- 共同身体性 みんなでごっちゃになって生きる
- シビックプライド 地域・日本の歴史文化とつながり直す
- ナリワイ 地域の暮らし・ナリワイから教科(国語・算数・理科・社会など)を学ぶ
<地域の紹介>
岩手県普代村は、森里川海に囲まれた、人口2,200人の小さな村です。岩手県の中でも最も人口が少なく、
盛岡市から車で約2時間。村内にコンビニやチェーン店はありません。
まとまった買い物や病院などは車で20分程度の久慈エリアがおススメ。
コンパクトで幸福度の高い村です。
https://www.fudaigurashi.com/
事業部長の募集概要
業務概要
- 「地球のこども學舎」事業の立ち上げ責任者としての業務
- 幼少児童向け山林プレイパークづくり、運営とそのマネジメント業務
- 探究学習のカリキュラム構築、提供とそのマネジメント業務
- 「親子留村」企画、運営とそのマネジメント業務
- 森のようちえん「つちのこ保育園」の統括業務
募集人数
1名
勤務時間
勤務日数:週5日(土日祝日勤務あり)
勤務時間:1日7.5時間(原則、9時から17時半の間。昼休憩1時間)
雇用形態・期間
正社員
応募要件
- 保育士、放課後児童支援員、教員免許など保育・教育に関係する資格保持者、小中学校や学童保育での勤務経験ある方歓迎
- 子どもの野外体験などアウトドアに関する資格や経験を保有する方歓迎
- 組織でのマネジメント経験ある方歓迎
給与・賃金等
- 事業部長クラス 基本給30万円程度
- 待遇・福利厚生:社会保険加入
- 車両手当月額3万円支給(または車両リース相当額支給)
- 住居手当月額4万円まで支給
- 有給休暇有り
募集期間
募集期間 2025年8月末まで(採用が決まり次第終了)
その他
住民票要件など一定条件を満たした当社所属の「地域おこし協力隊制度」を活用した採用になります。面談時に説明させていただきます。
現場リーダーの募集概要
業務概要
- 森のようちえんの保育業務
- 幼少児童向け山林プレイパークづくり、運営業務
- 探究学習のカリキュラム構築、提供業務
- 「親子留村」企画、運営業務
※すべてを一人で担っていただくわけではなく、ご希望や特性を考慮して配置いたします。
募集人数
1名
勤務時間
勤務日数:週5日(土日祝日勤務あり)
勤務時間:1日7.5時間(原則、9時から17時半の間。昼休憩1時間)
雇用形態・期間
正社員
応募要件
- 保育士、放課後児童支援員、教員免許など保育・教育に関係する資格保持者、小中学校や学童保育での勤務経験ある方歓迎
- 子どもの野外体験などアウトドアに関する資格や経験を保有する方歓迎
給与・賃金等
- 現場リーダークラス 基本給21~24万円程度
- 待遇・福利厚生:社会保険加入
- 車両手当月額3万円支給(または車両リース相当額支給)
- 住居手当月額4万円まで支給(実費分)
- 有給休暇有り
募集期間
募集期間 2025年8月末まで(採用が決まり次第終了)
その他
住民票要件など一定条件を満たした当社所属の「地域おこし協力隊制度」を活用した採用になります。
面談時に説明させていただきます。
審査方法
(1) 応募フォーム https://forms.gle/wLzYnMo5EmzdNBS9A より必要事項を記入してエントリー
(2) オンラインZoomでの面談(1時間程度)を実施します。
まずは話を聞いてみたい、という方も歓迎です。その場合は面談というよりフランクなお互いの自己紹介を30分ほどさせてください
(3)(2)の面談でお互い合意した方を対象に、普代村の現場において職場体験、面談を行います。
※交通費補助が出ます。東北圏は1万円まで、関東圏から3万円まで、関西圏からは5万円まで(公共交通費やレンタカーに限ります。
自家用車移動は対象になりません。普代村内に宿泊が必須となります)となります。宿泊費や滞在における飲食費等は個人負担となります。
(4)(3)の現場体験・面談にてお互いに合意した方を対象に、最短1か月のお試しインターン期間を設けます。
お互いの相性を確認する期間となります。インターン期間は時給制でのお試し勤務となります。車両、住宅は無償提供されます。
※別途、インターンのお申込みが普代村役場へ必要となります。詳細は(3)での職場体験時にご説明します。
(5)インターンを経てお互いに合意できた方を対象に、普代村役場との最終面談を実施します。
(6)結果通知 合否を1週間程度でご連絡いたします。
(7)合格した場合、正式に着任となります。
上記の流れはご応募から(4)のインターン実施まで最短で約1.5か月程度と考えています。従いまして2025年8月からお試しインターン、
2025年9月から正式着任が最も早い流れとなります。