地域教育コーディネーター学部


 

こんなことやります

地域への誇りや主体性・協働性・創造性、課題発見解決力など未来を生きる力を育む魅力ある学校や教育をつくる「地域教育コーディネーター」という職業について学びます。「地域教育コーディネーター」に求められる資質・能力や役割・業務、現場の課題やニーズなどを知り、今後のキャリアとして考える判断材料と地域教育の最先端の現場とのつながりを提供します。
少子化により地域の学校が廃校になることは、その地域の若者流出や人口減少を加速させる大きな痛手となります。一方で地域資源を活かした魅力ある学校や教育をつくることは、地域の次代の創り手を育てるとともに、子どもの地域留学や子育て世代のUIターンにもつながります。魅力ある学校や教育を通した持続可能な地域づくりの最前線と可能性について学びましょう。

 

こんな方にオススメです

●地域における教育改革や学校を核とした地方創生に興味があり、今後その分野での就業も検討している。
●「地域教育コーディネーター」という職種について詳しく知り、将来の職業として検討したい。
●全国で募集されている学校魅力化や地域教育コーディネーターの募集案件に応募しようか迷っている。

 

プログラム統括・講師

全体プログラムのメイン講師は島根県立隠岐島前高校のコーディネーターとして活躍され、現在は多くの学校・地域を支援する、2016年の日本財団ソーシャルイノベーターで最優秀賞に輝いた岩本悠さんです。

岩本 悠 いわもと ゆう

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム 共同代表
島根県教育魅力化特命官

東京都生まれ。学生時代にアジア・アフリカ20ヶ国の地域開発の現場を巡り、その体験学習記『流学日記(文芸社/幻冬舎)』を出版。印税等でアフガニスタンに学校を建設。幼・小・中・高校の教員免許を取得し卒業後は、ソニーで人材育成・組織開発・社会貢献事業等に従事する傍ら、学校・大学における開発教育・キャリア教育に取り組む。2007年より海士町で隠岐島前高校を中心とする人づくりによるまちづくりを実践。「日本を立て直す100人(朝日新聞出版・AERA)」に選出。プロジェクトは第一回プラチナ大賞(総務大臣賞)等を受賞。2015年から島根県教育庁と島根県地域振興部を兼務し、教育開発による地域創生に従事。2016年、特別ソーシャルイノベーター最優秀賞受賞(日本財団)。<近著>『未来を変えた島の学校 ‐隠岐島前発ふるさと再興への挑戦』(共著、岩波書店、2015)

 

プログラム

地域教育コーディネーターになるための概論やマインドセット学習、地域教育魅力化が実施されている先進地の現地視察(4か所)、職務体験や現地コーディネーターとの意見交換や、地域選択の個別相談がセットになった全4か月のプログラムです。

内容 日程 場所・詳細
導入概論(10時間) 5月26日(土)13:00~17:00
5月27日(日)9:30~17:00
東京会場にて開催(墨田区錦糸町の会場を利用します)
●オリエンテーション
●地域教育コーディネーター概論
※参加できない方は、ビデオ録画を提供します。遠方からの参加の方はWEBツールでの中継受講も提供します。
現場訪問
※4か所から1-2か所を選択
①6月7日~9日(木・金・土)
 
 

②6月20日(水)・6月27日(水)
 
 

③7月3日~4日(火・水)
 
 
 

④7月6日~7日(金・土)

①島根県海士町 
隠岐島前高校
「高校魅力化の発祥地」
受入最大人数:5名

②福島県双葉郡広野町
ふたば未来学園高校
「日帰り復興先進地視察」
受入最大人数:各日3名

③島根県雲南市
大東高校三刀屋高校
「総合学習視察2days」
受入最大人数:5名

④島根県奥出雲町・飯南町
横田高校飯南高校
「島根コーディネーター会議ほか」
受入最大人数:10名

共有ギャザリング 7月28日(土) 東京会場にて開催
●各地での巡検内容の共有
※自分が行けなかった現場訪問先の実情も仲間からの情報で知ることができます。
●地域教育コーディネーターと自身の適性等の探究
●全体リフレクション
WEB個別相談 8月未定 希望者の進路相談、マッチング

 

現場訪問先①島根県立隠岐島前高校

特徴

高校魅力化・地域魅力化発祥の地。
2008年から地域を挙げて教育の魅力化に取り組み、「島留学」や課題解決型学習をはじめとする様々な取組が奏功し、離島中山間地域では異例の学級増を果たした。平成20年には89人だった全校生徒は、平成28年には180人となり、現在も学校・地域を挙げて『グローカル人財の育成』に取り組んでいる。

受入コーディネーター

大野佳祐(おおの・けいすけ)さん
隠岐島前教育魅力化プロジェクト魅力化コーディネーター
1979年、東京生まれサッカー育ち。大学卒業後、早稲田大学に職員として入職。競争的資金獲得などで大学のグローバル化を推進。2010年にはプライベートでバングラデシュに180人が学ぶ小学校を建設し、現在も運営に関わる。2014年に仕事を辞めて海士町に移住し、隠岐島前高校魅力化プロジェクトに参画。

視察内容

<6月7日>
 ●午後から魅力化プロジェクトの概要説明
 ●生徒との交流
 ●魅力化コーディネーターとの懇親会 
<6月8日>
 ●校長先生との対話
 ●授業見学
 ●コーディネーターのおしごと体験
  ※会議などあれば参加
 ●小中学校コーディネーターとの対話
 ●役場職員との対話
 ●「視察中のお題」について検討時間
 ●生徒との交流
 ●隠岐学習センタースタッフおしごと体験
<6月9日>
 ●魅力化コーディネーターとの対話
 ●お題発表&討論

※受入最大5名

 

現場訪問先②福島県立 ふたば未来学園高校

特徴

ふたば未来学園高校は、東日本大震災による原発事故によって課題先進地域となった双葉郡にて「未来を創る学校」として開校。スーパーグローバルハイスクールとしても認定され、全国的にも注目されている。

リクルートキャリアガイダンスの紹介記事はこちら
課題の本質に迫る実践的な探究を通じ地域の未来を創る「変革者」を育む/ふたば未来学園高校

受入コーディネーター

長谷川勇紀(はせがわゆうき)さん

認定NPO法人カタリバ
コラボ・スクール 双葉みらいラボ 拠点長
福島県立ふたば未来学園高等学校 学習コーディネーター

新潟県新潟市生まれ。東京学芸大学教育学部学校教育選修卒業。
株式会社セルムにて大手企業の人材開発に従事しながら、二足の草鞋でNPOカタリバの活動に参画。社会人教育から学校教育までの一貫した学びの在り方を俯瞰した後、2014年、活動を集約しNPOカタリバに転職。キャリア学習プログラム「カタリ場」の首都圏事業責任者として、年間約200校の高校にプログラムを届ける。
2017年4月からは、福島県双葉郡にて、コラボ・スクール「双葉みらいラボ」を立ち上げ、拠点長に従事すると共に、福島県立ふたば未来学園高校に常駐しながら、学習コーディネーターとして教育の魅力化に取り組んでいる。

視察内容

6月20日(水)・6月27日(水)
●原発事故により課題先進地域となった双葉郡の視察ツアー
●地域の課題解決に取り組む授業「未来創造探究」の見学
●高校併設型放課後ユースセンター「双葉みらいラボ」での活動体験
●現地コーディネーターや先生とのディスカッション

※受入最大3名づつ
※両日とも同内容、2週連続で学びを深めます。

 

現場訪問先③島根県立大東高校島根県立三刀屋高校

特徴

雲南市には、「街まるごとチャレンジ!」として、「子ども」「若者」「大人」それぞれのチャレンジを応援する動きがあります。高校生の「やりたい!」という気持ちを、地域の大学生や社会人の方の支援により形にすることができます。地域・学校・認定NPOなど様々な主体が教育に携わり、カリキュラム設計などをはじめとして魅力あるイノベーションを通じた教育を目指しています。

受入コーディネーター

鈴木隆太(すずきりゅうた)さん

雲南市 教育魅力化コーディネーター NPOカタリバ
1988年東京都出身。大学4年生の時に東日本大震災が起こり、震災をキッカケに宮城県に半年移住し、 カタリバの東北拠点の立ち上げに関わる。大学卒業後は、不動産情報の営業職に従事。「教育を通じて地域の方々の役に立つ仕事をしたい」 という想いから、2015年に認定NPO法人カタリバへ転職。 雲南拠点へ移り、教育委員会との連携・協働。中・高校生が「じぶんとまちの未来を創っていく」をコンセプトに、高校内での探究な学びをつくる事業に携わる。

視察内容

7月3・4日(火・水)
【未来の教育!学びのプログラムに潜入!】
・大東高校 「キャリア教育プログラム」授業見学
・コーディネーターや教育関係者との懇親会
・雲南市と高校との意見交換「行政と高校との協働について」
・三刀屋高校 「課題研究」 授業見学とプログラム振り返り

※受入最大5名程度

 

現場訪問先④島根県立飯南高校島根県立横田高校

特徴

●飯南町
深刻な過疎化に直面しながらも、教育の魅力向上や地元産業の活性化によって、人口減に歯止めをかけることを目指して、特色ある地域づくりを進める飯南町。地域の将来を担う人材の育成の場として、学校・地域・行政が一体となって魅力化事業に取り組んでいる。地域全体を学びのフィールドと捉え、キャリア教育プログラム「生命地域学」など地域資源(課題)を積極的に授業に取り入れている。

●奥出雲町
奥出雲町は、たたら製鉄、仁多米、温泉など地域資源溢れる町。高校と地域・企業が連携することで生徒に「自己実現力」「コミュニケーション能力」「異文化理解力」「課題解決力」を身につけることを目指している。課題解決学習プログラム「奥出雲学」や仮想会社運営、海外派遣制度、校外の学び場事業など、未来を担う人づくりに向けて様々なチャレンジをしている。

受入コーディネーター

<飯南高校>

三島啓太(みしまけいた)さん
飯南高校 魅力化コーディネーター兼 飯南町役場所属
島根県出身。大学で地方自治法、行政法を専攻し、過疎化、少子高齢化対策のゼミで熊本の限界集落で活動を行う。 大学卒業後は、国土交通省中国運輸局に入省し、運輸行政、海事行政に携わった後、飯南町へのUターンし飯南町役場に勤務。飯南高校支援プロジェクト担当として、行政と地域を高校とつなげることをメインにキャリア教育に携わる。その他にも生徒募集、予算管理、町営塾連携等も行う。

<横田高校>

本宮理恵(もとみやりえ)さん

奥出雲町教育魅力化コーディネーター/一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム

1983年島根県生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート入社。都会に憧れ、地方には何もない、つまらないと嘆く同世代や、それに同調する地域全体に疑問を持ち、自らの挑戦をもって、これからの生き方を描こうと島根にUターン。創業支援、定住支援、コミュニティ再生に取り組むNPO法人設立に携わった後、島根県奥出雲町で高校魅力化コーディネーターとして着任。地域、行政、学校をつなぎ、奥出雲学や、仮想会社の運営やしまね留学、地域と連携したキャリア教育などの企画運営に携わった後、2018年からは、高校だけでなく、小中高、地域、行政が一体となった教育魅力化を目指す。一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームに参画。

視察内容

7月6.7日(金・土)  ※受入最大10名
【未来の仕事!コーディネーター会議に潜入!】
・飯南高校 キャリア教育プログラム「地域生命学」 授業見学
・横田高校 地域連携プログラムの事例紹介
・コーディネーターや教育関係者との懇親会
しまねコーディネーター会議
 テーマ「コーディネーターの仕事研究(キャリアパス、待遇、職域)」
 参加者 島根県内でコーディネーターとして働くメンバー及び行政関係者
 (横田高校、飯南高校、雲南市、島根県教育委員会など)

コーディネーター会議            飯南高校授業

 

募集要項

開催期間 2018年5月~8月
受講料 ●60,000円(入学金10,000円+受講料50,000円)
※他学部卒業生は入学金免除となります。
定員 15名
募集期間 定員になり次第募集締め切ります。
お申し込み後、1週間以内にご入金頂くことで申込確定となります。
備考 ●20歳以上~45歳以下の方が対象となります。職種の特性・プログラムの目的を踏まえ年齢制限を設けております。ご了承くださいませ。
●現場訪問先は4か所から最大2か所まで選択して参加頂けます。お申し込み時に希望先を入力してください。基本的には先着順とさせていただきます。希望先が偏る場合は調整のお願いをさせていただく可能性がございます。

●現場訪問先までの交通費、現地での飲食費、宿泊費は受講料に含まれません。受講料はプログラム受講のみが対象となります。

●受講期間中に何らかの事情が発生し、やむを得なく受講を継続できない場合も、原則的には受講料を返却できません。

お申込み こちらのフォームからお申し込みください。

 

課題図書



『未来を変えた島の学校:隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦』 著者:山内道雄、岩本悠、田中輝美

過疎で廃校寸前の高校が、なぜ全国・海外からも志願者が集まる学校へ生まれ変わることができたのか。「ヒトツナギ」「地域学」「公立塾」「夢ゼミ」「島留学」といった独自の取り組みの原動力は何か。海士町、西ノ島町、知夫村、三つの島の協働が日本の未来を牽引する。教員、行政、地域住民、ヨソモノ等による人づくりの物語。(amazonより)

 

説明会

説明会情報を見る

募集期間

定員満員になり次第終了
地域教育コーディネーター学部に申し込む