伝統構法建築学部 第二期

第二期生募集中!

締切:2019年1月26日

人気学部ですので、受講を希望される方はお早めにお申込みください

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こんなことをやります

伝統構法建築学部では、循環する資源と伝統の技で作り上げる“板倉の小屋作り”から未来の暮らしを創造します。

日本は高温多湿気候の雨が多い地域で、古代から木造建築が主流です。百年近く前に、ヨーロッパでコンクリートが発明されてから土台、基礎、建築そのものに使われているが、多雨気候地域では、コンクリートの劣化が早く、建築の寿命は、木造建築の方が圧倒的に永いと言われています。戦後、石油製品の開発、化学製品が発明されて、その便利さから世の中にどんどん普及していきました。

ドイツなどでは、簡単に製造できる石油系の建材、塗り壁材などが広まっていきましたが、欠点として、寿命が短い、紫外線によって劣化し易い、製品の廃棄処分等の問題、人体に及ぼす公害等が発生し、ドイツを含む、ヨーロッパでは、住宅建築において石油系建材を排除する方向にあります。フランスでは、驚ろくかもしれませんが、野菜で出来た塗り壁材も販売されているほどです。

日本の建築に話を戻しますと、住宅建築は、古代から使われてきた木、土、漆喰、和紙、麻布、等々建築すれば、住宅の寿命は延び最低でも三世代は住める家が出来ます。そして、住宅を壊した後でも、すべての建材は土に還り、地球温暖化防止も一役買う。今のような寿命が極端に短い石油系建材が主流の住宅は、20年30年後、また建て替え必要であり、老後かなりの出費を余儀なくされる。それに、建材の処分にかなりの費用が伴い、再度炭酸ガスが発生します。最初から、昔のような寿命の永い建材を使って住宅を建てれば、老後、出費も少なくてすみ、もっと人生を楽しむことができると思うのです

板倉構法は、日本古来の神社や穀物倉庫を造ってきた優れた伝統的な木造建築技術で、継手仕口を用いて組んで作ります。そのため、耐久性があり、増改築がしやすく解体再利用も容易です。こうして森林資源を活かす暮らし方は日本人の優れた知恵と言えます。現代の板倉構法は筑波大学名誉教授・安藤邦廣先生の長年の研究により提唱されているもので、本学部はその安藤先生より直接指導を受けることができる大変貴重な機会となっています。

第一期の建築は平地でしたが、第二期は“林内に延びた作業道の中腹”に建築をします。板倉構法で山小屋を作りたい方、必見の内容です。

 

こんなかたにおススメです

・伝統的な木材建築技術を学びたい方
・板倉構法を学びたい方
・木材の循環利用を考えている方
・自伐型林業学部を受講された方
・将来自分で小屋を作って暮らしたい方 など

 

受講するとこんないいことがあります

・板倉構法についての知識と技術が蓄積される
・安藤先生から直接指導を受けることができる
・製材、大工の現場技術を学ぶことができる
・同じ志を持った多種多様な仲間ができる
・木材の循環的利用をはかる視座を身につけることができる

 

カリキュラム

日時 講座内容 講座詳細 講師
2月9日・10日
(土・日)9:00~16:00
製材(実技+座学) 製材に関する基本的な知識を座学と実技から学びます。木拾い表に基づいて、簡易製材機で伐り出してきた丸太の粗挽き製材をします。2日間で構造材の粗挽きを行います。 安藤邦廣(里山建築研究所)、大道孝一(大道材木店)
3月2日・3日
(土・日)9:00~16:00
基礎造り、墨付け(実技+座学) 小屋(林内)の基礎造りと、構造材の墨付けを行います。 安藤邦廣(里山建築研究所)、鴨下勇(鴨下建築)、小林和良(小林建築)
3月〜4月(日程調整) 製材2(実技) 板材など、製材仕切れていないものを製材します。 受講生同士の有志参加
4月7日・8日
(土・日)9:00~16:00
刻み加工(実技+座学) 継手・仕口、ほぞ・ほぞ穴などの”刻み加工”を実践で学びます。 安藤邦廣(里山建築研究所)、鴨下勇(鴨下建築)、小林和良(小林建築)
5月11日・12日
(土・日)9:00~16:00
小屋の建築 土台に柱を建て柱の間に板を落として壁を作るところから行い、林内の中腹に2日間で建築します。板倉の家づくり、まちづくりについても座学で学びます。 安藤邦廣(里山建築研究所)、鴨下勇(鴨下建築)、小林和良(小林建築)

注記

●講座の単発参加(1日単位)も可能です。上記費用欄をご参照ください。
●受講生には傷害保険に加入していただきます。手続き、費用につきましては、主催者で行います。各自用意していただくものは、筆記用具、作業しやすい服装(長袖着用)、手袋、作業靴、雨天時の雨具、昼食・飲み物などです。ヘルメット、金槌、のこぎり、ノミ、差し金、電動ドリルなど大工木工や建てる際に必要な道具は全て運営側で準備をいたします。(各自お持ちいただいても構いません)
●受講生は自動ドア技術学院内にて宿泊いただけます。ただし、女性の方の宿泊は規定上お断りしております。お近くのビジネスホテルや旅館などをお勧めいたします。
●各回初日の講座終了後は「懇親会」を行います。講師も交え質疑やよもやま話で盛り上がりましょう。(費用は別途徴収させていただきます)
●5月の最終回の懇親会は、大道材木店(=製材実技講師)でのBBQ(ファミリアリゾート)を予定しております。

 

募集要項

講座のゴール “板倉の小屋づくり”を通して、伝統的な木造建築技術を学び木材の循環的利用をはかる視座を身に付ける。
期間 2019年2月9日~5月12日(1泊2日x4回=8日間+有志参加)
場所 自動ドア技術学院
〒357-0123 埼玉県飯能市大字中藤下郷字並木294-3
アクセス:飯能駅前より国際興業バス(04・05系統 新寺経由 中藤行きまたは中沢行き)にて天神橋下車。
所要時間:バス20分+徒歩1分
電話:(042)970-3211 FAX:(042)970-3201
費用 100,000円/1人 保険料込み、宿泊・飲食費用は別途。
1日単位での単発受講も可能です。費用は入学金10,000円+1日当たり10,000円の参加料を頂戴します。
定員 20名(最少催行人数15名)
募集締め切り 2019年1月26日
お申込み こちらのフォーマットからお申し込みください 入学を迷っていらっしゃる方などご相談はinfo@earthcolor.orgまで。
また、全日程参加の方を優先しますので、単発でのお申し込みの方は締切日を過ぎて空きがある
場合のみ受講可能となります。先着順、費用のお振込み順に受講者さまを確定させていきます。お振込みいただいた後でのキャンセルご返金は原則応じられませんのでご了承くださいませ。

 

講師

《カリキュラム全体統括》

安藤 邦廣(あんどう くにひろ)
筑波大学名誉教授 工学博士/建築家
里山建築研究所主宰、NPO木の建築フォラム代表理事、
(社)日本板倉建築協会代表理事、歴史的建築物活用ネットワーク共同代表

1948年宮城県生まれ。里山の保全と民家の活用および国産材を活用した板倉の家づくりに取り組んでいる。板倉構法による東日本大震災の応急仮設住宅と復興住宅の建設にも協力支援を続けている。

 

著書:
「小屋と倉」・2010.5・建築資料研究社
「民家造」・2009.2・学芸出版社
「住まいを四寸角で考える」・2005.8・学芸出版社
「職人が語る 木の技」・2002.12・建築資料研究社
「住まいの伝統技術」・1995.3・建築資料研究社
「現代木造住宅論」・1995.5・INAX出版
「茅葺きの民俗学」・1983.12・はる書房など

設計:
・住宅・施設
板倉構法による一連の住宅作品
板倉構法による応急仮設住宅(福島県)2011
板倉構法による復興住宅・施設(宮城県南三陸町)2012〜現在
パルシステム茨城 日立館 2015
学習塾日能研大船校仮設校舎 2016

・古民家再生
越後妻有大地の芸術祭 うぶすなの家2006
宮清大蔵音楽ホール 2009

・公共建築
喜多方市立熊倉小学校体育館(監修および構造設計)2015
つくば市梅林あずまやと木造施設(茨城県) 2001〜2007
秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎 2002
横手市立栄小学校(秋田県) 1995
中山義秀記念文学館・ふるさと文化伝承館(福島県) 1993

・社寺建築
広宣寺庫裏(長崎県) 2006
称名寺庫裏(石川県) 2000

*いずれも共同設計

・受賞:
1989 日本建築学会奨励賞
1994 福島県建築文化賞(共同設計)
2003 東北建築賞奨励賞(共同設計)
2010 住宅総合研究財団 清水康雄賞
2011 日本建築学会賞(論文)
2013 グッドデザイン賞(共同プロジェクト)
2014 日本造園学会賞(技術賞)(共同設計)
2014 日本建築仕上学会賞(作品賞)

《実技講師》

埼玉県飯能を中心に活躍をされている方々に実技講師の協力をいただいています。

●製材:大道孝一(大道材木店)
●大工:鴨下勇(鴨下建築)、小林和良(小林建築)

 

第一期の様子

建築予定地


材の運搬は”林内作業車”を使って行います。

学部担当

地球のしごと大學/株式会社アースカラー  田中 新吾(たなか しんご)

スタッフ紹介

連携企業・団体について

本学部は、日本自動ドア株式会社一般社団法人日本板倉建築協会、地球のしごと大學の連携プログラムとなっております。 日本自動ドア株式会社の保有する森林、宿泊所(自動ドア技術学院)、その他の設備を利用いたします。

たくさんのご応募お待ちしております!