卒業生の声

卒業生の声

\地球のしごと大學・各講座の卒業生の声をお届けします!/
 
*地球のしごと教養学部第3期生(2016年度)
 大房千紘さん 会社員
 鵜野文郎さん 会社員
 宍倉惠さん  大学生

*地球のしごと教養学部第2期生(ネクスト200年創造学部)(2015年度)
 米川智史さん 色川地区地域おこし協力隊員
 樋田拓也さん 大学生
 

※職業は受講当時のものです。

 

大房さんプロフィール

大房千紘さん

地球のしごと教養学部第3期生(2016年度)
会社員 コーディネーター

私が受講を決めた当時は、都内のIT企業に勤めていました。東日本大震災から5年が経過し、世界的にも日々不穏なニュースが流れていて、「ただ傍観するのではなく、何か自分にできることはないか」と、大それた想いを抱いていました。そんなとき、地球のしごと大學の説明会の情報をWEBでみつけ、代表の高浜さんのお話と熱い想いを伺って直感的に「これだ!」と感じて、受講を即決しました。

講座を通じてお会いした講師の方々や、一緒に受講する仲間のみなさんは、いつも知らない世界への扉を拓いてくださいました。答えのない問いもたくさんありましたが、それらも含めて「新しい学びの場」として、いつも出席するのが楽しみでなりませんでした。フィールドワークでは、実際の現場視察を通じて、普段の生活では得られない学びをいただきました。そうした一連の講義を受ける中で、さまざまな変化が自分の中に起きたことが、地球のしごと大學を受講して一番印象深かったことかもしれません。たとえば買い物に行っても、食べる物や水までもが受講内容とリンクして、手に取った商品の背景をとらえ、ひとつひとつの自分の消費行動を考えるようになりました。と同時に、さまざまな「つながり」が見えにくい都市生活を卒業したいという気持ちも、日に日に高まるようになりました。

地球のしごと大學の最終回が開催される日、私は沖縄にいました。一連のプロセスの中で、公私ともにさまざまな方に支えていただきながらご縁をいただき、沖縄へ移住していたのでした。

受講を決めた当時は、自分がまさか同年内に首都圏外へ移住するだなんて、考えてもみませんでした。私のようなケースも非常に稀かと思います。しかしながら、もしもいま、捉えようのない違和感を感じていたり、何か一歩を踏み出したいと考えている方がいらっしゃるなら、地球のしごと大學はそうした方の背中を押し、勇気を与えてくれる場所となり得るのではないかと思います。講師や講義内容との出会いはもちろんですが、同じような悩みや課題意識をもつ仲間と出会える場であることも、その理由も一つです。きっかけは人それぞれだと思いますが、まずは一歩踏み出す勇気を得るところからすべてが始まるのではないでしょうか。私にとって地球のしごと大學という場は、そのような一歩踏み出す勇気をいただいた、特別な場所でした。
 

海 シーサー 大房さん

 

 

 
鵜野さんプロフィール

鵜野文郎さん

地球のしごと教養学部第3期生(2016年度)
会社員

4年制大学を卒業し、大手サービス業へ入社後、金融や営業部門を経験し、現在は契約事務部門で管理職を務めています。社会人24年目を迎えますが、第一次産業に携わった経験はなく、合理性と効率を是とし、郊外から都心へ通勤する典型的サラリーマンでした。そんな私が何故地球のしごと大學へ興味を持ち、入学に至ったかを簡単に紹介させて頂きます。
サラリーマン生活に疑問がなかったといえば嘘になりますが、喜怒哀楽ありながらも、子ども2人を授かり、日々の糧や将来の為に目の前の仕事に没頭する毎日を送っていました。

転機は東日本大震災でした。家族の安全が脅かされたこと、昨日まで稼動していたインフラ・物流の崩壊、会社組織の機能喪失等を目の当たりにし、それに原発事故が追い討ちをかけました。
生活基盤のほぼ全てをシステムや会社に依存する生活の脆さを深く感じました。
ボランティアとして、放射能除染活動等に取り組みながらも、従前から感じていた価値観の揺らぎが大きくなり、また経済的自由の必要性を痛感し、生業(ナリワイ)の複線化を図ると同時に、次世代の為にも「次の生き方」を試行錯誤しながら模索し始めました。

ダウンシフト思想(たまにはTSUKIでも眺めましょ 高坂氏)やブッシュクラフト(WILD and NATIVE 川口氏)(いずれも本講座でも受講可能)に傾倒し、自身の方向性が朧げに見えてきた時に、高坂氏のご紹介で、地球のしごと大學の存在を知ります。

驚きでした。

自分が2年間闇雲に情報収集し出会った書籍、人物、暮らしが全て講座として網羅されているだけでなく、存在すら知らなかった多彩な哲学、概念、生き方、暮らし、人物が大きな視点で選ばれ紹介されていました。講座の存在を知ってからは逸る気持ちを抑えることが難しかったことを覚えています。講座を見た瞬間に入学は決めていましたが、一応、説明会にも出席しました。結果は、更に興奮が募るだけでしたが。(笑)

私の場合は具体的に生業をイメージすることが出来たという意味で中嶋健造氏の自伐林業が特に印象的でしたが、他講座も全てに意義があり、全てがつながります。可能であれば全講座の受講をお勧めします。

今後の計画としては、現居住地から通う事が可能な地域へ森林ボランティアとして入り、自伐林業に向けて知識技能の習得に努め、いずれ自伐林業を立ち上げ、他の事業との両輪で稼ぎを成立させ自立・自律し、出来れば狩猟分野にも活動を拡げたいと考えています。思春期に入った子どもの教育等を考慮しながら最適の場所を模索中です。ただし、年齢的にプレイヤーとしての活動期間が短いと思うので、若い世代への教育・支援をメインとすることも考えています。

私は家庭を持っている40代後半のサラリーマンです。この年代になると今迄の生き方の慣性の力が大きく、いきなり生き方を大きく変化させるのは難しいかもしれません。が、少しずつ軸足を変えていくつもりです。そしてそんな計画を立てている時もまた幸せな時間です。

厳選された様々な講座で毎回全てが繋がり、循環することに驚きながら、時には家族も参加させて頂き、家族内においても確実に意識の変化が起きています。受講前には漠然としたイメージでしかなかった「次の生き方」について実生活に落とし込んでイメージし、具体的な計画を立てることが出来るようになり、じっくり取り組む覚悟を持ちました。

受講から何を得るかは人それぞれですが、私の場合は確実に世界観が変わり、意識を共有できる幅広い年齢層の仲間達に会えた事で大きな力を得ることが出来ました。また自身の属する様々な共同体を振り返ることで、共同体を陰で支えている方への感謝の念を新たにし、妻や子が地域で果たしている役割にも思いが至りました。「今」を大事にしつつ、次の生き方に向け、着実に進んでいきます。

出会った全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

皆さんは決して一人ではありません。直感を信じてハートで動いてください。たくさんの仲間が待っています。
まずは踏み出しましよう。
 

森 魚 岐阜

 

 

宍倉プロフィール

宍倉惠さん

地球のしごと教養学部第3期生(2016年度)
獨協大学4年生

千葉県の賑やかな商店街の小さな自営業の家に生まれ育ち、田畑も山も遠い存在でしたが、小さいころから自然や動物が好きでした。祖父母の家が、畑に囲まれた静かな場所にあったからかもしれません。漠然とした農山漁村での暮らしへの憧れが強くなったのは、大学生になってからです。
 
会社員の方と話す機会が増え、「明日仕事に行きたくないな」と呟く大人たちを見て、自分と周りの人の幸せのために働くのではないのかなと、不思議に思いました。ニュースを見れば、ブラック企業や過労死という言葉が躍り、なぜこんなに悲しい社会で働かなくてはいけないのだろうと思い、3年生になっても、就職活動に前向きになれませんでした。
一方で、平和構築支援をするNPOでのインターンや、バックパッカーで東南アジアを巡った経験を経て、人が生きていくための支援をする人、そして純粋に生きるために働く人たちと出会い、その素晴らしさと社会の理不尽さに触れ、自分の身の振り方もよく考えなければならないと感じていました。
社会に出る前に日本のことをもっと知らなくてはいけないと思い、農山漁村での暮らしへの憧れも相まって、大学3年次修了後に休学をし、緑のふるさと協力隊という制度で岡山県の里山に1年間暮らし、地域ボランティア活動をしました。自然のなかで生き、生かされている人たちと出会い、自分自身も自然の循環の一部として生きていると強く感じられる日々は、とても心地の良いものでした。と同時に、感覚的であった農山漁村での暮らしの良さをもっと深く学びたいと思い、大学に復学後、地球のしごと教養学部の受講を決めました。

1年間の講座は、とても濃く、意義のある学びとなりました。幅広い視点から社会構造を概観し、持続可能な取り組みに変換していくためにはどうすべきかを学ぶことで、物事の価値判断の基準ができました。今、社会にある「当たり前」が本当に良いものなのか、今一度自分の頭で考えることは、生き方を考える上でとても重要なことであると強く感じました。
座学で考え方の基盤を得て、先進地視察で数多くの現場を自分の目で見ることによって、深みのある学びとなり、農山漁村でのナリワイのつくりかたを具体的に考えるための良い土台作りができたと思います。

また、既に地域に入りそれぞれの方法で暮らしを営んでいる方々に出会えたことはもちろんのこと、講座の同期の皆さんと出会えたこともまた、自分にとっての財産となりました。価値観を共有できる人たちであるということ、そして、学生である私にとっては、幅広い年代の社会人の方々と出会い、働き方・生き方の相談ができたことも、非常に有難かったです。

就職活動と同時期に受講していたので、自分がどうやって働くか、社会に対してどのように貢献すべきか、ということを常に考えていました。農山漁村へ行くことも考えましたが、ビジネスを通して持続可能な社会づくりに貢献する、ということに興味を持ったことと、今回の講座で出会えたような、社会と経済を結ぶという志を持つ人たちと出会いたいという思いから、新卒で、環境事業専門会社の株式会社アミタホールディングスに入社することを決めました。そういった道を選んだのも、この講座を通して、地域で持続可能な取り組みにやりがいを感じながら取り組んでいる人たちに出会い、翻って自分がどうやって生きていくかをとことん考える機会を得られたことが大きかったと思います。

農山漁村の暮らしを考えている人や農的な暮らしについてもっと知りたいと思っている人だけでなく、今の暮らし・生き方に対して言葉にならない思いを抱えている人にも受けてほしい講座です。有意義な1年間が過ごせると思います。
 

農村 農作業 島

 

 

米川さんプロフィール

米川智史さん

地球のしごと教養学部第2期生(ネクスト200年創造学部)(2015年度)
色川地区地域おこし協力隊員

 
和歌山県那智勝浦町色川地区で地域おこし協力隊をしております、米川智史と申します。私がこの講座を受講した年は、自分が30歳になる節目の年。東京でカタログ制作・編集の会社に勤めていましたが、東京を離れ協力隊になる決意をした年でもありました。
 
受講の一番の理由になったのは、代表高浜さんの存在です。受講前の説明会に出席することができず、申し込みを悩んでいたところ、代表の高浜さんがわざわざ職場近くまで出向いてくださり、講座の内容だけでなく私の考えへのアドバイスも含めて、ざっくばらんに話をしてくれました。もちろん豪華な講師陣や、年間を通じ練り込まれたプログラムは魅力的でしたが、最後の一押しになったのは高浜さんとのご縁ではないかと思います。
講座の中で特に印象に残っているのは、内山節先生の共同体論。都市と農村のコミュニティのあり方、これからの社会の方向性について、朴訥ながらも熱く実体験も交えて語ってくださった内山先生の言葉は、都会を離れようとする自分を「間違っていないよ」と勇気づけてくれました。
この講座は、内山先生はもちろん、個性豊かな講師陣が多面的な講座を展開してくれます。正直興味がないと思っていた分野も、話を聞いてみると思いのほか面白く、別の講座とのつながりを見つけることもしばしば。毎回ぽろぽろと目から鱗が落ちました。また、回を重ねるごとに他の受講生とも少しずつ人間関係が深まり、「同じ方向を向いている」心地よい連帯感とつながりを持つことができています。これも、連続して講座を受けることの大きなメリットだと思います。
劇的に人生が変わる、というのは正直むずかしいかもしれません。私自身、がらりと変化があったという感覚はありません。ですが、講座を連続して受けていくうちに、必ず自分の中の意思が固まっていく、種が育っていく感覚が得られます。それは、大げさにいえば長い旅を経験した後のように、あなたを成長させてくれるはず。そして、この講座で得たものはきっと、これからの人生で大切な視点として残り続けるでしょう。これからの生き方に悩んでいる方、次の一歩を踏み出す勇気を求めている方、「地球のしごと大學」は、必ずその気持ちに答えてくれます。
 

 

樋田さんプロフィール

樋田拓也さん

地球のしごと教養学部第2期生(ネクスト200年創造学部)(2015年度)
法政大学3年生

樋田 拓也と申します。22歳で現在、法政大学に通っています。
受講の一年前の秋当たりで、その時に地球一周の船旅から帰国し、国内へと指向が向いていたことが大きく、船旅の次のステップとして、日本のことを数多く学びたい、それも伝統的な職業や産業については深く知れるものを経験したい、バラエティに富んだ形で学びたいと思い、受講を決めました。
地球のしごと大学の講座には、期待していたものが大きかったのですが、それを上回る経験を得られたことが確実に言えます。全ての講座が一回で途切れることなく、それぞれ知識や考えが重なり合いながら進んでいくということが学びを深めていく課程で実感することができた為、できるならば一連の講座を学べると、素晴らしい経験になるでしょうね。
大学卒業後は、企業への就職は考えておらず、地域おこし協力隊の隊員として現場に入るか、第一次産業の分野で修行に入ろうかと現時点で考えています。受講を通じて、田舎での暮らしや伝統産業、第一次産業系の職についての意識が深まり、中でも特に生で林業の現場を見ながら話を進めてもらったことは大きかったと思っています。現実としてその様な将来を頭の中で描くことが明確に見えてきました。大学生のうちにこの講座を学べたことで、視野が広がって人生の選択肢を増やすことのきっかけとなりました。同じ年代の学生には是非とも検討してもらえたら、検討するだけの価値は多いにあると、お世辞抜きで言いたいです。


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