祭りと共同体 〜郡上踊りを体験しよう〜

講義内容

日本人にとって祭りとは何でしょうか。春夏秋冬の季節に応じて私たちの祭りはあります。春の訪れとともに豊作を祈願し、夏には台風や害虫、疫病などの被害にあわないことを願い、秋の実りに感謝を捧げ、寒さの厳しい冬には穢れを落とすなど魂を充実させるのが、祭りです。農山漁村では自然に寄り添う人々の営みがあり、日本人の季節感や自然に対する意識は祭りに凝縮されているといって過言ではありません。
本講座では岐阜県郡上市を訪れ、ふるさと郡上会さんのご協力をいただき、郡上踊りに参加し、水の城下町、風光明媚な郡上八幡を散策見学したりと、祭りと観光について考えます。

郡上踊りとは・・・
岐阜県郡上市八幡町(旧・郡上郡八幡町、通称「郡上八幡」)で開催される伝統的な盆踊りである。日本三大盆踊り、日本三大民謡(郡上節)に数えられる。「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」の歌詞で知られる郡上おどりは約420年の歴史があり、江戸時代に士農工商の人心の安定と融和を図るために奨励され盛んになったと言われている。夏の2ケ月間にわたり約30夜開催する郡上おどりの最大の特徴は、観る踊りではなく参加する踊りというところです。老若男女、地元の人も観光客もいっしょになって踊り、服装は自由ですが、浴衣が基本です。盂蘭盆会の8月13日から16日までの4日間は翌朝まで踊り明かす徹夜おどりで賑わいます。10種類のおどりすべてが国の重要無形民俗文化財に指定されています。(郡上市観光連盟 公式サイトより抜粋)

 

日程 開催場所
2018年7月14日(土) 岐阜県郡上市郡上八幡

 

講師プロフィール

ふるさと郡上会

「ふるさと郡上会」は、都市との交流で郡上を元気にしたい、と平成20年6月に結成された、郡上市交流・移住推進協議会によって運営されています。郡上を愛する市内16団体によって運営されています。岐阜県の真ん中にあるここ郡上市で、わたしたちのふるさとを田舎暮らしや第二の人生を始める方々の「新しいふるさと」にしていたくためのチャレンジをしています。もちろん、ただ「田舎が好き!」「自然が好き!」という方も大歓迎です。観光客として郡上を訪れただけでは出会えない、魅力あふれる「体験」や「交流」の 機会をいっぱい企画して、あなたに「郡上ファン」になっていただきたいと思っています。

 

課題図書



『日本の祭』 著者:柳田国男

古来伝承されてきた神事である祭の歴史を、「祭から祭礼へ」「物忌みと精進」「参詣と参拝」等に分類して平易に解説。近代日本が置き忘れてきた日本の伝統的な信仰生活を、民俗学の立場から若者に説く講義録。(amazonより)